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NFLオーナーたちがHC候補との対面面接をディビジョナルラウンド後に行う案を承認

2023年10月18日(水) 08:53


【NFL】

NFLのシニアナショナルコラムニストであるジュディ・バティスタが現地17日(火)にニューヨークで行われた秋季リーグミーティングで伝えたところによると、NFLチームから雇用されているヘッドコーチ(HC)候補者との対面面接の実施を、プレーオフのディビジョナルラウンド終了後まで延期する案をNFLのオーナーたちが満場一致で承認したという。

対面面接の時期を遅らせることで採用プロセスをゆるやかに進め、それによって各オーナーが候補者をより幅広く――可能性としては、より多様に――見るようになることが期待されているとバティスタはつけ加えている。

ピッツバーグ・スティーラーズの社長であり、リーグの多様性委員会の委員長を務めているアート・ルーニー二世は火曜日に報道陣に対し、新しいヘッドコーチを採用するまでの平均日数は26日だと述べた。バティスタによると、それは数年前の13日から増えているとのこと。これは、候補者と採用者の多様性を向上させる目標の1つとして、採用サイクルを遅らせることの責任を強調していると言えよう。

リーグが発表した、正式なヘッドコーチ面接に関する決議のタンパリング防止ポリシーは以下の通りだ。

「ディビジョナルプレーオフの試合がすべて終了するまで、各クラブが他のNFLクラブに雇用されているヘッドコーチ候補者と対面面接を行うことを禁止する。採用側のクラブがディビジョナルプレーオフの試合が終了する前に、そのクラブで雇用している候補者あるいはNFLで雇用されていない候補者と対面面接を行うことは許可されている」

2023年の採用サイクルでは、スーパーワイルドカード週末が終わるまで、対面面接は許可されていなかった。つまり、2024年の採用サイクルでは事実上、このプロセスが1週間延期されることになる。

【RA】