3週間の離脱を経て、クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンが今週末に復帰する可能性が出てきた。

現地20日（金）、ヘッドコーチ（HC）のケビン・ステファンスキーは記者陣に対し、肩を負傷していたワトソンはシーズン第7週のインディアナポリス・コルツ戦の出場についてクエッショナブルだと話した。

ステファンスキーHCは「この先48時間、彼がどのように反応するか、先ほど完了したフルでの練習を踏まえて見極めたいが、今日の彼は良く見えた」と語った。

ワトソンは日曜日に先発できそうかとの質問に、ステファンスキーHCは「それはあなたの予想次第」と述べたあと、ワトソンは「毎日進歩している」とも明かし、現在のプレーは先発QBとしては普通のレベルだと考えられるという。

不必要に冗長に聞こえるかもしれないが、シーズン第3週にテネシー・タイタンズを相手に勝利した際に初めて負傷して以来、シーズン第4週の直前での欠場決定や、シーズン第6週の欠場の際のチームからの漠然とした報告を含め、ワトソンの負傷の状態がどのように変化してきたかを考えると、ワトソンの詳細について繰り返される質問は必要なように思える。

シーズン第4週以降初めて、チームはワトソンがプレーできる正当なチャンスがあると信じているようだ。もし出場できなければ、シーズン第6週のサンフランシスコ・49ers戦でブラウンズの逆転に貢献したバックアップQBのP.J.ウォーカーが代わりにプレーすることになるとステファンスキーHCは話した。

今週初め、ワトソンは負傷が単なる肩の打撲ではなく、腱板に関する問題であることを明らかにした。まだ体調が万全でなく、チームを”危険にさらすことなく”プレーできるとわかるまでは復帰しないと説明した。

ワトソンは今週後半の練習で肩をテストした。肩の回復具合を確かめてから、キックオフ前に最終的な決断を下すことになる。

【AK】