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膝を負傷しているドルフィンズCBラムジー、早期復帰の可能性も

2023年10月23日(月) 11:19


マイアミ・ドルフィンズのジャレン・ラムジー【NFL】

マイアミ・ドルフィンズが現地10月18日(水)に21日間を期限とする練習期間を開始したことで、コーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーの復帰が近づきつつある。

複数の情報筋は7月下旬に半月板の手術を受けたラムジーが、どれほど復帰間近であるかを説明した。

ラムジーは転位を伴う半月板断裂に見舞われており、部分的な切除ではなく全修復手術が必要だと思われていたが、実際はそうではなかった。情報筋の話によると、ラムジーは半月板の外縁部を断裂しており、これは転位を伴う断裂とは大きく異なり、部分的な切除で修復可能だという。

選手はどちらのケガも完治すると見込まれている。しかし、被膜のすぐ近くの断裂とは対照的に、転位している断裂を修復する必要がないと医師が判断した可能性もある。修復する場合、復帰までには5カ月か6カ月がかかることが多い。ラムジーが12月に復帰すると見込まれていたのもそれが理由だ。

一方で、半月板外縁部の断裂は血流が良いこともあって治りが早く、早ければ12週間で治ることもある。現在はラムジーが手術を受けてから約12週間が経過したところだ。

ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルによれば、ラムジーは負傷した選手が滅多に見せないような方法で、自分をトレードで獲得してくれたチームに献身してきたという。

マクダニエルHCは報道陣に対して「これほど長い間リハビリを続けていて、チームのミーティングを欠席したり、練習を休んだりしなかった選手には出会ったことがない」と述べている。

アクティブ登録されている選手であるかのように、ラムジーがサイドラインで応援する様子もしばしば見られてきた。

ラムジーがいつ復帰できるかはまだ分からない。日曜日に行われているフィラデルフィア・イーグルス戦でラムジーは除外されており、ドルフィンズがシーズン第10週にバイウイークを迎えるまでにはさらに2試合ある。マクダニエルHCはバイウイーク前にラムジーが復帰する可能性はあるかと質問されていた。

10月18日、マクダニエルHCはその質問に対して「可能性はあると言っていいだろう」と答え、「ただ、例えば目標日については話さないでおく。分からないからね。こういうことに関しては1日1日対処しなければならないが、私は慎重ながらも楽観的に構えていると言えるだろう」と続けている。

【RA】