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ラムズが複数のKのワークアウトへ、元パッカーズKクロスビーも参加

2023年10月26日(木) 11:34


メイソン・クロスビー【AP Photo/AJ Mast】

現地24日(火)にキッカー(K)ブレッド・マハーをリリースしたロサンゼルス・ラムズが、どの選手を追加すべきかうかがっている。

ラムズが現地水曜日にキッカーのワークアウトを行う。 その対象には、以前に長い間グリーンベイ・パッカーズに在籍していたメイソン・クロスビーが含まれているという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが水曜日に、このトライアウトについて知る人物の話を元に報じた。

2007年ドラフトの7巡目で指名されたクロスビーは、スーパーボウルで優勝した2011年シーズンを含め、16年にわたるキャリアのすべてをグリーンベイで送ってきた。16シーズンで挙げた1,918ポイントは、パッカーズで歴代1位の数字となっている(2位は1,054ポイントを記録したKライアン・ロングウェル)。

クロスビーのキャリア通算フィールドゴール成功率は81.4%。NFLがエクストラポイントのキック位置を後方に下げた2015年以降で、クロスビーは95.4%のPAT(ポイント・アフター・タッチダウン)を成功させている。2022年にはフィールドゴール29回中25回成功、最長は56ヤード、PATは39回中37回成功だった。

パッカーズは2023年NFLドラフトの6巡目でKアンダース・カールソンを指名し、39歳のクロスビーの後釜に据えている。

フリーエージェントになったクロスビーはこのオフシーズンに、まだキックが健在であることを他のチームに示すべく、キックしている自分の映像――ボートからのキックを収めたものを含め――をインターネットで公開していた。もしかしたら、クロスビーはそのキャリアで初めて、グリーンベイ以外の拠点を見つけるかもしれない。

日曜日にホームでピッツバーグ・スティーラーズに敗れた試合でキックに3回失敗したマハーをリリースしたラムズは、クリーブランド・ブラウンズの練習生だったルーカス・ハービシックと契約。この契約によって、ハービシックは少なくとも3週間はアクティブロースターに置かれることになる。ラムズはハービシックのポジティブな要素に満足している一方、まだNFLのレギュラーシーズンでプレーした経験がないこと、および、大学でのフィールドゴール成功率が64.2%にとどまっていることから、ベテランの選択肢にも目を向けている。

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