シーホークスがベテランDEフランク・クラークと契約へ
2023年10月26日(木) 12:31フリーエージェントのパスラッシャーであるフランク・クラークがシアトルへ向かう。
シアトル・シーホークスが身体検査の結果を待ってクラークと契約を交わし、53名ロースターに加える予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに伝えている。
最初にこのニュースを伝えたのは『CBS Sports(CBSスポーツ)』のジョシナ・アンダーソンだった。
クラークのトレードがまとまらなかったことを受け、デンバー・ブロンコスが今月に入ってクラークをリリースしていた。オフシーズンにブロンコスと契約していたクラークは、チームを離脱するためにベースサラリーの167万9,000ドル(約2億5,260万円)をブロンコスに戻している。
クラークの次の行き先としては、過去4シーズンを送ったカンザスシティを想定する向きが多かったが、実際はシアトルとの再タッグとなっている。
先発ラインバッカー(LB)ウチェナ・ヌウォスが胸筋を負傷し、シーズン終了の見込みであることから、シーホークスはパスラッシュへの加勢を必要としていた。それが、クラークのようだ。
シーホークスは2015年ドラフトの2巡目でクラークを指名していた。クラークはヘッドコーチ(HC)ピート・キャロル率いるシーホークスで過ごした4シーズンで、サック35回、タックル136回をマーク。シーホークスは2019年4月に、ドラフト指名権と引き換えにクラークをチーフスに送っている。その後、クラークはチーフスと5年1億0,550万ドル(約158億7,324万円)の契約に合意した。
30歳のクラークの帰還は、若手のボイエ・マフェ、デリック・ホール、ダレル・テイラーから成るシーホークスのディフェンシブフロントを強化するだろう。
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