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オフィシャルがブラウンズ戦終盤に“正しいコール”を行わなかったとNFLから通告されたと明かすコルツオーナー

2023年10月26日(木) 12:44


インディアナポリス・コルツのジム・アーセイ【NFL】

インディアナポリス・コルツのオーナーであるジム・アーセイが、結果的にクリーブランド・ブラウンズの勝利を決定づけたドライブで、コルツの選手が致命的なペナルティを2回にわたって科された2日後に、オフィシャルが“正しいコールを行わなかった”とリーグから通告されたと明かした。

現地22日(日)にコルツがブラウンズに39対38で敗れた試合の終盤に、それらのペナルティは言い渡されている。アーセイはリーグのオフィシャルたちと話し合った後、火曜夜に『X(旧Twitter/ツイッター)』に今回の件について投稿している。

アーセイは、NFLは毎試合最後の2分間でペナルティを含むすべてのコールにリプレーレビューを導入すべきとの考えも示した。

最初のペナルティ(コルツのコーナーバック/CBダレル・ベイカーJr.に対するイリーガルコンタクトの判定)は試合を左右する可能性があったファンブルリカバリーを帳消しにし、2つ目のペナルティ(同じくベイカーJr.に対するディフェンシブパスインターフェアランス)は試合終了まで残り33秒の時点でブラウンズにコルツの1ヤードラインまで迫ることを許す結果につながった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは火曜夜、リーグ事務局は毎週、さまざまなコールについて各チームと連絡を取り合っているが、チーム関係者が公の場でそうした会話について話すことはないと指摘している。

水曜日に行われた記者会見でアーセイのコメントについて質問されたコルツのヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンは、次の対戦相手であるニューオーリンズ・セインツに注意を向けていると述べた。

「それに対する答えはお分かりのはずだから、私たちは前進する必要があるとだけ言っておこう」とスタイケンHCは話している。

NFLは2019年シーズンに1年間だけ試験的に、ノンコールを含むオフェンシブ及びディフェンシブパスインターフェアランスをリプレーレビューの対象にすることを認めたが、その後のシーズンでこのルールは適用されなかった。

最近では、NFLのオーナーたちが2023年シーズンにラフィング・ザ・パサーのペナルティをレビュー可能にするという提案を却下している。

【RA】