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ライオンズが2025年ドラフト5巡目指名権と引き換えにブラウンズWRピープル・ジョーンズを獲得

2023年11月01日(水) 12:52


クリーブランド・ブラウンズのドノヴァン・ピープル・ジョーンズ【AP Photo/Ron Schwane】

ワイドレシーバー(WR)ドノヴァン・ピープル・ジョーンズが地元のミシガン州に戻ろうとしている。

現地10月31日(火)、デトロイト・ライオンズとクリーブランド・ブラウンズの両チームがNFLのトレード期限を迎える前にトレードに合意したと発表。ライオンズは2025年ドラフト5巡目指名権と引き換えにピープル・ジョーンズを獲得することになった。

『Detroit Free Press(デトロイト・フリー・プレス)』のデイブ・バーケットによると、ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズはピープル・ジョーンズについて「彼はここにフィットするだろう。素晴らしい性格を持つ子だ。彼はこのプロセスが進むことに興奮している」と述べたという。

2020年ドラフト6巡目指名を受けたミシガン大学出身のピープル・ジョーンズは、先発した30試合を含め、ブラウンズの一員として出場した50試合でポテンシャルを発揮してきたものの、すべてをまとめ上げることはできなかった。ブラウンズでは3シーズンあまりでキャッチ117回、1,837ヤード、タッチダウン8回をマーク。2023年シーズンに出場した7試合では、キャッチ8回、97ヤードという記録にとどまっている。

ピープル・ジョーンズはライオンズで、スター選手のアモン-ラ・セント・ブラウンや2番手のジョシュ・レイノルズを擁するWR陣のデプスを強化する。ライオンズは3番手のレシーバーから一貫したプレーを引き出すのに苦労してきた。かつてドラフト1巡目指名を受けたジェイムソン・ウィリアムズは今季4試合に出場し、キャッチ6回、71ヤード、タッチダウン1回という記録にとどまっている。また、カリフ・レイモンドの記録はキャッチ18回で231ヤード、タッチダウン1回というものだった。

コストが低いことを踏まえると、ライオンズにとってデトロイト出身の選手を地元に呼び戻すことは良い宣伝になるだろう。

【RA】