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右親指負傷のベアーズQBフィールズがライオンズ戦で先発の見込み

2023年11月16日(木) 14:44

シカゴ・ベアーズのジャスティン・フィールズ【AP Photo/Nam Y. Huh】

シカゴ・ベアーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズがついに帰ってくる。

フィールズは現地19日(日)に実施されるデトロイト・ライオンズ戦で戦列に戻る見込みだと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として水曜日に報じた。ベアーズのヘッドコーチ(HC)マット・エバーフラスはその後、チームのプランとして今週の試合でフィールズを先発起用することを明らかにしている。

フィールズは水曜日の故障者レポートにフル出場と記載されている。

フィールズは水曜日に「100%ではないが、いい感じだ」と記者団に語り、こう付け加えた。「まだ少し治療が残っている。でも安定している。さっき言ったように、いい感じだ」

フィールズはシーズン第6週のミネソタ・バイキングス戦で親指を脱臼し、過去4試合を欠場。この1ヵ月間はドラフト外ルーキーのタイソン・ベージェントが後を継ぎ、ボールを素早く送り出しながらベアーズの2勝2敗に貢献した。それでも、フィールズがサイドラインにいる間は爆発的なプレーには欠けている。

3年目QBのフィールズは浮き沈みが激しいが、ケガでダウンする前の3度の先発では爆発力を見せた。フィールズはシーズン第1週から第3週まででパサーレーティング67.7(NFL31位)を記録した後、負傷前の3試合で平均パサーレーティング120.0を記録しNFLをリードしていた。フィールズは今後このようなジェットコースターのような経験を安定させていかなければならない。

フィールズにとっても、ベアーズにとっても、これからが正念場となるだろう。ダイナミックなデュアルスレット能力を持つフィールズは、エキサイティングなクオーターバックとしてビッグプレーを失うことなく、一貫したプレーメーカーとなり素早いパス処理を見せつつ、オフェンススキームの中でプレーできることを示す必要がある。

ベアーズは現在、前オフシーズン中にカロライナ・パンサーズとのトレードで手に入れた2024年ドラフト全体1位指名権を保持している。2023年、ベアーズはフィールズの代わりとなる選手を獲得せず、今季ドラフト1位指名権をトレードした上で2021年ドラフト全体11位指名のフィールズとの共同作業を選んだ。次の7試合でフィールズがどのようにプレーするかは、2024年のベアーズでの、あるいは他の場所でのフィールズ自身の将来を決定する上で大きな意味を持つだろう。

日曜日、フィールズはシーズン第7週以来、NFLで最も多い1試合平均30点を許しているライオンズのディフェンスと対戦する。

「本当にワクワクしている。長く出場できなかった分、よりプレーしたくなったよ」とフィールズはコメントしている。

【KO】