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肘負傷のQBスミスが49ers戦に出場できると楽観視するシーホークスHCキャロル

2023年11月21日(火) 12:35


シアトル・シーホークスのジーノ・スミス【AP Photo/Ashley Landis】

シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルはクオーターバック(QB)ジーノ・スミスが現地23日(木)夜に行われるサンフランシスコ・49ersとのサンクスギビングゲームに出場できると楽観視している。

去る日曜日に敵地で敗れたロサンゼルス・ラムズ戦で、スミスはいくつかのドライブで倒されていた。それにもかかわらず、キャロルHCは月曜日に『710 Seattle Sports(710シアトル・スポーツ)』に対して、スミスがショートウイークでプレーできると考えていると発言。キャロルHCは右肘を負傷していたスミスが最終ドライブで復帰したことが、今週の楽観的な見通しにつながったと述べている。

『The Seattle Times(シアトル・タイムズ)』によると、スミスが49ersとの重要な一戦でプレーするのかと質問されたキャロルHCは「そう思う」と答えたという。

スミスは上腕三頭筋および肘の下部にある腱を強打し、打撲傷を負ったものの、現時点ではそれ以上のダメージを免れたと見られているとキャロルHCはつけ加えた。シーホークスはスミスが木曜夜にプレーできるように、数日間にわたって腫れにうまく対処する必要がある。

キャロルHCは月曜日に再び報道陣の前に姿を現した際に「構造的な問題はないが、彼は肘を痛めている」と明かした。

スミスはラムズ戦の第3クオーター終盤にディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドに潰されて肘を負傷。サイドラインでは体をほぐそうとしている様子が見られたと同時に、腕にテーピングをしている姿も目撃されている。

バックアップQBドリュー・ロックは実りのない3回のドライブを指揮した。第4クオーターに喫したインターセプトは、9点まで開いていた点差を1点に縮めるのを相手に許す結果につながっている。その後、スミスは最後のポゼッションで試合に復帰。最終ドライブにおいて、スミスの腕はケガによる影響を受けていないように見え、最初のパスをワイドレシーバー(WR)タイラー・ロケットに通した後に、D.K.メットカーフに向けた21ヤードのパスにも成功している。シーホークスはこのパスによって決勝フィールドゴールを決めるチャンスを手に入れたが、Kジェイソン・マイアーズが放ったキックは右に大きく外れた。

ラムズ戦の敗北は、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区で49ersに1ゲーム差をつけられているシーホークスにとって大きな痛手となっている。シーホークスにはこれからの4試合で厳しいスケジュールが組まれており、木曜日に49ers戦に挑んだ後、ダラス・カウボーイズ戦、再び49ers戦、フィラデルフィア・イーグルス戦に臨む予定だ。

その間にシーホークスが地区争いに食い込み続けるには、スミスの出場が不可欠となるだろう。

【RA】