クリーブランド・ブラウンズは現地21日（火）、クオーターバック（QB）のデショーン・ワトソンが肩の転位骨折の手術を受け、成功したと発表した。

チームによると、ワトソンのリハビリは金曜日に開始される予定で、2024年シーズン開幕前には完治する見込みだ。

ワトソンが負傷したのはシーズン第10週のブラウンズ対ボルティモア・レイブンズの試合前半だったが、ワトソンはチームが33対31で逆転勝利したこの試合で最後までQBとして出場した。

An update on Deshaun Watson following today's successful shoulder surgery: pic.twitter.com/nVsdughmon

— Cleveland Browns (@Browns) November 21, 2023

「デショーン・ワトソンの手術についてのチーム公式発表：デショーン・ワトソンは今日右肩関節の転移骨折を修復する手術を受けた。手術はロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師によって行われ、成功した。リハビリは金曜日に開始され、2024年シーズン開幕までには完全に回復する予定」

この知らせは、2022年にブラウンズと5年総額2億3,000万ドル（約340億7,439万円）保証の契約を結んで以来、ワトソンにとっておそらくチームでの最高の瞬間だったと言えよう。

ブラウンズでの2年間で、ワトソンは2,217パスヤード、タッチダウン14回、インターセプト9回、パス成功率59.8％で8勝4敗という記録を残している。

勝利のうち5勝は今シーズンのもので、この5勝はブラウンズを7勝3敗に押し上げ、シーズン第11週を終えAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）第5シードに入るのに十分な成績を残している。

ワトソンが回復への道を歩む間、ブラウンズは日曜日のピッツバーグ・スティーラーズ戦でキャリア初勝利を挙げた5巡目指名の新人QB、ドリアン・トンプソン-ロビンソンを起用してプレーオフ進出へ向けて戦い続ける。

【AK】