パッカーズTEマスグレイヴがチャージャーズ戦で腎裂傷、ライオンズ戦は欠場へ
2023年11月23日(木) 09:01現地19日(日)に勝利したロサンゼルス・チャージャーズ戦で、グリーンベイ・パッカーズのタイトエンド(TE)ルーク・マスグレイヴは試合後に病院に行かなければならないほどの腎裂傷を負いながらもプレーするという驚異的なタフネスを見せつけた。
現在、マスグレイヴは自宅で休養し、経過観察中だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。ラポポートによると、マスグレイヴはサンクスギビングデーに行われるデトロイト・ライオンズ戦に向けて敵地に赴くチームに同行せず、試合を欠場する予定とのことで、ステータスはこれから決定されるという。
パッカーズは水曜日にマスグレイヴを故障者リザーブ(IR)に登録した。
幸いなことに、マスグレイヴは手術を免れている。不屈の精神も十分に発揮したマスグレイヴに、コーチは感心させられたようだ。
ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは火曜日に行われた記者会見で「彼はかなり大きなケガに見舞われた。それが彼のタフさを物語っていると思う」と述べ、こう続けている。「彼は試合中、何も言わなかったが、そのあと何かがあってフリー(ヘッドアスレチックトレーナーのブライアン・エンゲル)を呼んだ。彼は病院にいる。かなり重傷だ。あの子はこの上なくタフだ」
「彼はいずれこのリーグで、ものすごくダイナミックな選手になると思う。試合に出るたびに成長し続けているから、もちろん私たちはオフェンス面で大きな打撃を受けるが、いつも話しているように、他の選手たちにとってはチャンスになるだろう」
日曜日、マスグレイヴは試合中に負傷したものの、最後までプレーした後に痛みがあることを明かした。
今年のドラフトで2巡目指名を受けたマスグレイヴは、10試合に出場してキャッチ33回、341ヤード、タッチダウン1回を記録している。パッカーズのデプスチャートでマスグレイヴの後ろに控えている新人のタッカー・クラフトとベン・シムズは、少なくともマスグレイヴが欠場する次の4試合で頼りにされるだろう。
【RA】