シーズン第12週の最優秀選手賞にチーフスQBマホームズ、ラムズRBウィリアムズらが選出
2023年11月30日(木) 12:13リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第12週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
パトリック・マホームズ(QB/カンザスシティ・チーフス)
第2クオーターでつけられた14点差は、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズが熟練級のパフォーマンスを持って克服するには障害ですらなかった。2022年AP通信NFL MVPに選ばれているマホームズは、現地26日(日)にディビジョンライバルのラスベガス・レイダースとの試合でチーフスを31対17の逆転勝利へと導いている。マホームズは34回中27回(79.4%)のパスを成功させ、298ヤード、タッチダウンパス2回、インターセプトなしという効率的な結果を残した。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
カイレン・ウィリアムズ(RB/ロサンゼルス・ラムズ)
ロサンゼルス・ラムズのランニングバック(RB)カイレン・ウィリアムズは故障者リザーブ(IR)から復帰した試合で体調は「200パーセント」だったと話していた通り、日曜日にラムズがアリゾナ・カーディナルスを37対14で下す原動力となった。足首の負傷から復帰したウィリアムズは、ラッシングゲームとパスゲームで合わせて204スクリメージヤードを記録。ランでは143ヤード、レシーブではタッチダウンを2回決めるなど、パス6回で61ヤードをマークしている。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジョシュ・アレン(LB/ジャクソンビル・ジャガーズ)
ジャクソンビル・ジャガーズはラインバッカー(LB)ジョシュ・アレンがタックル5回、サック2.5回、タックルフォーロスを2回積み上げるなどして、試合の重要な局面で相手QBにプレッシャーをかけたことで、ヒューストン・テキサンズとの接戦を24対21で制することができた。今シーズン絶好調のアレンは、この試合でもテキサンズのバックフィールドに常に侵入し、プレッシャー率36.4%でQBプレッシャーを12回記録している。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
ジェシー・ベイツ三世(FS/アトランタ・ファルコンズ)
首位攻防戦でアトランタ・ファルコンズのフリーセーフティ(FS)ジェシー・ベイツ三世は、宿敵ニューオーリンズ・セインツを24対15で倒すのに大活躍した。ベイツは92ヤードを走り切ってインターセプトリターンを決め、この試合最初の得点をあげている。ベイツは試合を大きく左右したこのピックシックスに加え、タックル12回とフォースドファンブルも決めた。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ライアン・ストーンハウス(P/テネシー・タイタンズ)
テネシー・タイタンズが17対10でカロライナ・パンサーズに1得点差で勝利した日曜日、パンター(P)のライアン・ストーンハウスはその強力な脚力を繰り返し披露した。ストーンハウスは7回のパントで平均53.7ヤード、合計46.7ヤードのネット(正味)という驚異的な数字を叩き出している。最長のパントは71ヤードとけた外れで、7回中5回のパントを敵陣20ヤード以内に着地させている。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイク・エリオット(K/フィラデルフィア・イーグルス)
キッカー(K)ジェイク・エリオットがクラッチキックを決めたことで、フィラデルフィア・イーグルスはバッファロー・ビルズとの試合を延長戦に持ち込むことができ、最終的に37対34で勝利している。雨風が強いコンディションの中、試合終了まで20秒という絶体絶命のピンチで、エリオットが59ヤードのフィールドゴールをゴールポストの間に収め、、31対31の同点に追いついて試合は延長戦に。これでエリオットの出番は最後となったが、彼がイーグルスにもたらしたチャンスをQBジェイレン・ハーツが活かしてタッチダウンを決め、チームを勝利へと導いた。エリオットは5回すべてのキックを成功させ、長距離のフィールドゴールに加えてエキストラポイントを4回決めている。
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