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11月の月間最優秀選手賞にテキサンズQBストラウド、カウボーイズQBプレスコットらが選出

2023年12月01日(金) 15:06

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Roger Steinman】

11月のNFLトップスターは誰なのか?リーグは毎月、その月の栄誉を称える選手を発表している。今月の月間最優秀選手は下記の通りだ。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
C.J.ストラウド(QB/ヒューストン・テキサンズ)

ルーキーであろうがなかろうが、クオーターバック(QB)C.J.ストラウドはAFCオフェンスの有力選手たちの中でひときわ輝いていた。11月のヒューストン・テキサンズは3勝1敗と好調で、ストラウドは各試合で300パスヤードを超え、月間パスヤードは1,466ヤードを記録している。パス154回中106回(68.8%)を成功させて、タッチダウン10回とラッシングタッチダウンを2回マーク。ストラウドは今季のAP通信オフェンス部門年間最優秀新人賞の最有力候補であり、AP通信NFL最優秀選手賞の候補としても名があがるかもしれない。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手
ダック・プレスコット(QB/ダラス・カウボーイズ)

ここ最近、QBダック・プレスコットはキャリア最高のプレーを披露していると言えよう。11月の4試合でプレスコットは149回中102回のパス(68.5%)をコンプリートし、1,298パスヤード(1試合あたり平均324.5ヤード)とタッチダウン13回を積み上げてプレーを量産したのに対して、インターセプトはたったの1回だった。自らの足でもタッチダウンを決めており、カウボーイズに3連勝をもたらして11月を終えている。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
カリル・マック(OLB/ロサンゼルス・チャージャーズ)

32歳のアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックは最近、輝かしいキャリアの中でも最高と思われるパフォーマンスを見せている。ロサンゼルス・チャージャーズの11月の成績は1勝3敗だったものの、それは決してタックル23回、サック6回、タックルフォーロス5回、ファンブル2回、パスブレークアップ3回を記録したマックの力不足が原因ではないだろう。

NFCディフェンス部門月間最優秀選手
ダロン・ブランド(CB/ダラス・カウボーイズ)

コーナーバック(CB)のダロン・ブランドはサンクスギビングデーに今季5度目となるインターセプトからのタッチダウンを決め、単シーズンの新記録を樹立した。カウボーイズの3連勝に貢献したブランドにとって、センセーショナルな月(そしてシーズン)を象徴するようなプレーだった。過去4試合でブランドはタックル20回、インターセプト3回、そしてタッチダウンリターンを2回記録している。

AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
ウィル・ルッツ(K/デンバー・ブロンコス)

11月のデンバー・ブロンコスは3戦全勝とパーフェクトな成績を収めているが、フィールドゴールを蹴ったキッカー(K)ウィル・ルッツのパーフェクトな活躍がその大きな理由だった。ルッツは11本中11本のフィールドゴール(エクストラポイントは4本中3本)を成功させ、バッファロー・ビルズ戦では残り時間わずかのところで決勝点を決めている。

NFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手
カイロ・サントス(K/シカゴ・ベアーズ)

シカゴ・ベアーズがミネソタ・バイキングスに勝利したマンデーナイトゲームで決勝点をあげたばかりのKカイロ・サントスは、11月の4試合で素晴らしい活躍を見せたと称賛されている。サントスは今月にエクストラポイントでは5回中5回というパーフェクトな成績を収め、50ヤード以上のキックを3回全て成功させるなど、フィールドゴールは14回中12回を決めている。合計で41得点をあげたサントスが、ベアーズの得点の大部分を占めている。

オフェンス部門月間最優秀新人選手
C.J.ストラウド(QB/ヒューストン・テキサンズ)

9月にも称賛されていたC.J.ストラウドが、2度目のオフェンス部門月間最優秀新人賞を受け、オフェンス部門年間最優秀新人賞にさらに近づいた。11月に1,466パスヤードを獲得したQBストラウドは、4試合連続で3,00ヤード超えを達成。これらは新人クオーターバックが4試合で記録したパスヤードとして、1970年のNFL統合以降で最大の数字であり、新人クオーターバックの連続300ヤード超え試合数としてはNFL史上最多だった。

ディフェンス部門月間最優秀新人選手
カライジャ・デメトリアス・カンシー(DT/タンパベイ・バッカニアーズ)

2023年NFLドラフト全体19位で指名されたカライジャ・デメトリアス・カンシーが印象的な成長を遂げた。11月にプレーした3試合で、カンシーはタックル10回、タックルフォーロス7回、サック2回をマークしている。

【R/A】