ブラウンズQBフラッコがラムズ戦先発へ、脳振とうのトンプソン-ロビンソンは除外
2023年12月02日(土) 16:58ジョー・フラッコのシーズンデビューはクリーブランド・ブラウンズの先発クオーターバック(QB)としてのものになる。
ドリアン・トンプソン-ロビンソンが脳振とうのためにシーズン第13週から除外されたため、敵地でのロサンゼルス・ラムズとの試合でフラッコがブラウンズの先発QBを務めることが現地1日(金)、チームから発表された。
スーパーボウルでMVPに輝いたこともあるフラッコがキャリアを通して先発を務めるのはこれで4チーム目となり、ブラウンズにとっては今季4人目の先発QBとなる。
肩を痛めたデショーン・ワトソンがシーズン終了となったブラウンズはこれまで、フラッコのバックアップとなるP.J.ウォーカーと新人のトンプソン-ロビンソンを先発させていた。
トンプソン-ロビンソンはチームがデンバー・ブロンコスに敗れたシーズン第12週の試合後半で脳振とうを起こしてしまった。今週は練習しておらず、その間は2週間ほど前に契約したばかりのフラッコが代わりにスナップを受けていた。
フラッコが最後に先発し、試合でプレーしたのは昨シーズンの第18週のことで、当時所属していたニューヨーク・ジェッツはマイアミ・ドルフィンズに11対6で敗れている。そのため、フラッコが先発で最後に勝利したのは昨シーズン第2週のブラウンズ戦ということになる。ジェッツが激闘の末に大逆転の31対30で勝利した試合だ。その時ジェッツでチームメイトだったワイドレシーバー(WR)エライジャ・ムーアは現在ブラウンズのナンバー2レシーバーを務めている。
11年間ボルティモア・レイブンズでプレーし、第47回スーパーボウルで優勝を果たしてMVPに選ばれた38歳のフラッコはキャリア16年目のシーズンを始めようとしている。2019年はデンバー・ブロンコスに、2020年から昨年まではジェッツに所属していた。
そして、これからはブラウンズでプレーする日々が始まる。
【M】