ベンガルズWRヒギンズがマンデーゲームのジャガーズ戦でプレーの見込み
2023年12月03日(日) 17:05混戦模様を見せているAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のプレーオフレースでどうにか浮上したいシンシナティ・ベンガルズ。シーズン第13週にクオーターバック(QB)ジェイク・ブラウニングは万全となったワイドレシーバー(WR)陣を駆使できそうだ。
ハムストリングと足首を痛めていたティー・ヒギンズが、ジャクソンビル・ジャガーズとロードで戦うマンデーナイトゲームでプレーすると2日(土)、ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーが発表した。チームの故障者報告にヒギンズについての言及はなかった。
シーズン第10週に向けた練習でハムストリングを痛めたヒギンズは、過去3試合を欠場している。もちろん、その時からベンガルズのチーム事情は大きく変わった。11月16日(木)にQBジョー・バロウが手首の靱帯(じんたい)を断裂してシーズンを終えている。
NFL初先発となったブラウニングは先週の試合で、73%(26回中19回)のパスを成功させて227ヤードを獲得したが、ベンガルズはピッツバーグ・スティーラーズを相手に10点しか獲得することができなかった。16対10で敗れた試合で、27歳のブラウニングはタッチダウン1回、インターセプト1回の記録を残した。
ヒギンズの存在は心強い。身長193cmのワイドアウトは対戦相手のコーナーバック(CB)にとっての脅威となり、特にスロットで彼をカバーするとなると悪夢をもたらす。今シーズンプレーした7試合で、ヒギンズはレシーブ27回で328ヤード、タッチダウン2回をマークしている。
ジャマール・チェイスとベテランのタイラー・ボイドと共にヒギンズは、NFLで最も効率的なパサーとされるバロウが活用してきたWRトリオのミッシングピースとなっていた。今度はブラウニングがその武器をジャクソンビル相手に使う番だ。
月曜日の夜は守備にもリーダーの1人が戻ってくる。テイラーHCはラインバッカー(LB)ローガン・ウィルソン(足首/足)もプレーすることを明らかにした。しかし、今週の練習で足首を捻挫したCBキャム・テイラー・ブリットは欠場する。
ここからの2023年シーズン終盤、3連敗して5勝6敗のベンガルズはこれ以上黒星を重ねるわけにはいかない。一方で8勝3敗のジャガーズとしては地区でのリードをさらに広げ、ホームでのまたとないプライムタイムのマンデーナイトフットボールで活躍を見せたいところだ。
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