WRマービン・ハリソンのフランチャイズ記録を塗り替えたコルツWRマイケル・ピットマン
2023年12月06日(水) 10:43現地3日(日)に行われたテネシー・タイタンズ戦でキャッチ11回を記録したワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマンが、インディアナポリス・コルツの歴代記録においてWRマービン・ハリソンを抜くことになった。
チームの公式サイトによると、ピットマンはハリソンの311回という記録を追い抜き、コルツにおける最初の4シーズンでどの選手よりも多いキャッチ314回の記録を達成した。
日曜日、この26歳のレシーバーはターゲット16回中キャッチ11回を記録し、105ヤードを獲得。決勝点となるタッチダウンも決めた。11回のキャッチのうち7回がファーストダウンまたはタッチダウンに繋がるものだった。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ピットマンは2試合連続でキャッチ10回以上、100ヤード以上獲得を記録し、2002年シーズンのハリソンと並んで、1970年シーズン以来コルツで2試合連続この数字を達成した唯一の選手となった。
コルツのヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンはピットマンについて「彼がフィールドに出るときはいつも安定している。100ヤード獲得を2試合連続で記録したばかりだ。毎週の彼のプレーの一貫性、彼の試合への準備、彼のタフさとフィジカルは特別だ」とコメントした。
ピットマンは12月に入ってからのコルツの作戦と同様、目立たないように活躍してきた。このワイドアウトは12試合でNFLで4位となるキャッチ87回、889ヤード、タッチダウン4回を記録している。
ピットマンは5試合連続で8回以上のキャッチを記録しており、これはコルツの選手としては2002年シーズンのハリソンの6試合連続という記録に次いで、1970年シーズン以降で2番目に長いタイ記録だ。元2巡目指名のピットマンは2023年シーズンの9試合で8回以上のキャッチを記録しているが、これもフランチャイズ史上、2002年シーズンにハリソンが記録した12試合に次ぐ2番目に多い記録だ。
オフシーズンにフリーエージェント(FA)となるピットマンにとって、今シーズンはキャリアハイを更新するにはかなり都合の良いシーズンだ。ピットマンはNFLで最も過小評価されているルートランナーの一人として、スタイケンのシステムにとって理想的なターゲットであることが証明された。
ピットマンは「コンスタントに試合に出て、プレーするのはいいことだ。先週もボリュームのある試合だった。ただそこにいて、タフなキャッチをするだけ。今日も決めなければいけないタフなキャッチがいくつかあったし、その場面に戻ってキャッチしたいけど、試合はそうやって進んでいく。それがフットボールなんだ。みんないい選手だ。俺はただ、高い基準を持っているだけなんだ」と話した。
【AK】