テキサンズQBストラウドがジェッツ戦を終えて脳しんとうプロトコルに
2023年12月11日(月) 10:10現地10日(日)にヒューストン・テキサンズがまさかの敗北を喫したニューヨーク・ジェッツ戦では、試合終盤に負傷者も出ている。
テキサンズのヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズは試合後に、クオーターバック(QB)C.J.ストラウドが脳しんとうプロトコルに入り、次の1週間を通して様子を見ていくことになると発表した。
第4クオーター中盤、ジェッツのディフェンシブタックル(DT)クイネン・ウィリアムスからヒットを受けたストラウドは頸部を損傷。タックルされた際にストラウドは頭を地面に強く打ちつけたようだ。
トレーナーに介抱されるまで痛みで地面にうずくまっていたストラウドは、さらなる検査のためにブルーのメディカルテントに連れて行かれ、そのままロッカールームに向かっている。退場する際、ストラウドはクエッショナブルとされていたが、試合には戻っていない。
試合後、ライアンズHCは報道陣に「ああ、C.J.がヒットを受けたプレーは、もっとうまくブロックしなければならなかった。相手が私たちのクオーターバックのもとに戻ることを許してはならない。フロントでもっとうまくブロックしなければならない」と話している。
24対6と劣勢の状況下でストラウドの代役となったデイビス・ミルズは、2回のポゼッションでパス5回中1回成功、4ヤードを記録。勝敗はすでに決まっている状況だった。ジェッツは勢いを落とすことなく30対6で勝利している。
今回の試合で4回ものサックを喫したストラウドは、試合を離れるまでにパス23回中10回を成功させて91ヤードをマーク。これまで出場した13試合で最も低いパス記録となった。
7勝6敗でプレーオフ進出をかけて戦っているテキサンズは、残りの試合ですべてAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチームと対決する。そうした中で、脳しんとうプロトコルに置かれているストラウドの回復は注目を集めるだろう。
【RA】