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ジェッツがチームとの練習を継続可能にするためにQBロジャースをIRからアクティブ登録

2023年12月21日(木) 08:42


ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが現地20日(水)に発表したところによると、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが今シーズンに再びプレーすることはないものの、チームはロジャースを故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録するという。

今回の決断が下されたのは、レギュラーシーズン初戦が始まって早々にアキレス腱を断裂したロジャースが、チームとの練習を続行できるようにするためでもあったとサラーHCはつけ加えた。

サラーHCは水曜日に報道陣に対して「すべてはリハビリの一環だ。彼がフィールドにいるだけで、彼にとってもチームメイトにとっても、誰にとってもプラスになる」と述べている。

今回の発表は、ロジャースが毎週出演している『The Pat McAfee Show(ザ・パット・マカフィー・ショー)』の中で今季に再びプレーすることはないと示唆してからおよそ24時間後に行われた。

ロジャースが2023年シーズン中に試合に復帰する価値はほとんどない。マイアミ・ドルフィンズに30対0で敗れてプレーオフ争いから正式に脱落した日曜日に、不本意なシーズンを送っているジェッツは望ましくないチェックポイントを通過している。

シーズンが進むにつれて、ジェッツがリズムをつかみ、ロジャース抜きでプレーオフ進出を確定させる可能性が低いことは明らかになっていた。ロジャースはここ数週間、チームがまだポストシーズン進出を争っている状態ならば2023年シーズン中にフィールドに戻ることに興味があると語っていた。それが実現するどころか、ジェッツはこの数週間で3人のクオーターバック――ザック・ウィルソン、ティム・ボイル、トレバー・シーミアン――を交代で起用しており、シーズンが残り3週間となっている中で、舵のない船と同じくらい方向性が定まっていない。

5勝9敗のジェッツは現地24日(日)アメリカ東部時間13時【日本時間25日(月)3時】に4勝10敗のワシントン・コマンダースを迎え撃つ。

【RA】