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ジム・ハーボー、ミシガン大学からの2024年NFL復帰禁止条項を含む契約オファーを検討中

2023年12月25日(月) 11:53


ジム・ハーボー【AP Photo/Al Goldis】

ジム・ハーボーがNFLでヘッドコーチ(HC)を務めてから10年近くが経つが、それでも次期ヘッドコーチ採用サイクルで最も魅力的な候補者の1人であることに変わりはない。

現ミシガン大学のヘッドコーチであるハーボーは現地2024年1月1日(月)に行われるアラバマ大学とのカレッジフットボール・プレーオフ準決勝――ローズボウルに向けて準備する一方、重大な決断を迫られている。

情報筋によると、現在の契約を2026年まで締結しているハーボーHCは、ミシガン大学から10年総額1億2,500万ドル(約177億8,706万円)の契約延長オファーを受け、カレッジフットボール界で最も高給取りのコーチの1人になる可能性があるという。しかし、その契約にはNFL関連の但し書きがある。

もし契約書にサインすれば――まだサインしていないが、ハーボーHCは2024年シーズンにNFLの仕事を検討もしくは受け入れないことに同意することになる。NFLの条項は1シーズンのみだが、それがこの手続き長引かせるのに十分な理由となっているようだ。

また、情報筋によると、ミシガン大学はハーボーHCに対して、はるかに短い期間の年俸1,100万ドル(約15億6,526万円)という契約も提示しているとのこと。

ハーボーはここ数年、NFLに興味を示し、過去2回の採用サイクルではそれぞれバイキングスとブロンコスの面接を受けている。

昨年、アナーバーに戻ることを発表した際、ハーボーは、皆を刺激した。

ハーボーは2022年12月に「私たちがここミシガン大学でいい仕事をし、その仕事に満足していると思っている人たちは、私たちが2023年にウルバリンズのヘッドコーチに復帰することを知ったら、とても喜ぶだろう」と述べ、こうつけ加えている。「私たちがしてきた仕事をよしとしない人たちや、他の誰かがここでコーチをするのを見たい人たちは、私たちがウルバリンズのコーチに戻り、2023年にコーチをすると知ったら、がっかりする可能性が高いだろう」

今シーズン、自身の将来について尋ねられた際、ハーボーは常に現職への忠誠を誓ってきた。しかし、少なくとも1つのNFLチームが興味を持っているようだ。

先日、ミシガンはCOVID-19の“デッドピリオド”中にリクルート活動を行った疑いでNCAAから疑惑の通知を受け、調査官に協力しなかった。NFL関係者によると、NFLはハーボーにとって安全な避難所にならない可能性が高く、今季チームから課せられた3試合の出場停止処分を受けたハーボーがプロに復帰する場合、大学で受ける可能性のある出場停止処分の一部または全部を受けなければならない可能性が出てきた。

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