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バッカニアーズ戦で負傷した右肩の診断を受ける予定のジャガーズQBローレンス

2023年12月25日(月) 12:50


ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/Chris O'Meara】

現地24日(日)に30対12で敗れたタンパベイ・バッカニアーズ戦で右肩を負傷して途中退場を余儀なくされたジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスが、月曜日に診断を受けることになったと、ヘッドコーチ(HC)のダグ・ペダーソンが発表した。

ペダーソンHCは試合後に報道陣に対して「右肩だ。今夜かジャクソンビルに戻ってから診察を受けるまで、詳しいことは分からない」と述べている。

ローレンスは第3クオーター終盤に投球側の肩を痛めたようだ。ローレンスはサイドラインで転倒することを覚悟しながら右腕を伸ばしていた。

「気に障るんだ」と明かしたローレンスは「明日には診察を受けるつもり。だから、週の後半にはもっと多くのことが分かっているはず。大したものじゃないことを願っているけど、今は嫌な感じだ」とつけ加えた。

ローレンスはそのポゼッションで続けてプレーし、タッチダウンパスでそのドライブを終えたが、パスを終えた後は顔を歪めながら右肩をつかんでいる様子が見られている。ジャガーズの次のドライブに参加しなかったローレンスは当初、クエッショナブルとされていたが、第4クオーターに除外された。

ペダーソンHCはローレンスのケガが試合に戻れないほど深刻なものだったと明かしている。

ローレンスが退場した時点で、ジャガーズは30対6で劣勢に立たされていた。ローレンスはこの試合でパス29回中17回を成功させて211ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回を記録している。

リリーフとして出場し、最後までジャガーズをけん引したC.J.ビーサードはパス15回中11回を成功させて94ヤード、タッチダウン1回をマークした。

今回の肩のケガはこの数週間、厳しい状況に置かれていたローレンスに追い討ちをかけるものとなっている。ローレンスはシーズン第13週にハイアンクルスプレインに見舞われて第4クオーターで退場したものの、次の試合は欠場しなかった。先週は最後までプレーしたものの、試合後に脳しんとうプロトコルに入れられたローレンスは、バッカニアーズ戦の前日に許可が下りたばかりだった。

試合に敗れたことについて「終始ミスが多かったのが悔しい」と語ったローレンスはこう続けている。「また何回かターンオーバーを喫してしまったことが悔しい。俺たちはいつか、それをコントロールして、自分たちにできるプレーをしていくようにならなきゃいけない。今はそれができていない。俺たちはみんな今の状態から抜け出すために何かが起きるのを待っているような状態だ。それでいて何も起こっていない。誰も助けには来てくれない。俺たちは主導権を握って、試合に勝って、自分たちのポジションを確保しないと。だから、そうだな、いろんな思いがある。悔しいよ。本当に恥ずかしいし、悔しい」

シーズン第17週を迎えるにあたり、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区首位をキープしているジャガーズは、現地31日(日)に2勝13敗のカロライナ・パンサーズと対戦する予定だ。

【RA】