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テキサンズがブロンコスからウェイバーにかけられていたSカリーム・ジャクソンをクレーム

2023年12月27日(水) 09:38

デンバー・ブロンコスのカリーム・ジャクソン【NFL】

デンバー・ブロンコスで静かな最後のひとときを過ごしていたカリーム・ジャクソンが、慣れ親しんだ場所、つまりヒューストンに戻ることになった。

リーグのトランザクションワイヤによれば、ウェイバーにかけられていたベテランセーフティ(S)のジャクソンがヒューストン・テキサンズからクレームされたとのこと。

ジャクソンはシーズン第11週に逆転勝利を収めたミネソタ・バイキングス戦で、相手のクオーターバック(QB)ジョシュア・ドブスにイリーガルなヒットをしたとして2023年シーズン2度目の出場停止処分を科されたことを受け、ブロンコスからウェイバーにかけられていた。ジャクソンはブロンコスがクリスマスイブに敗れたニューイングランド・ペイトリオッツ戦で、健康状態には問題がないにもかかわらず試合日のアクティブ登録から外されている。月曜日にロースター免除の期限が切れることから、ブロンコスはジャクソンを53名のロースターにアクティブ登録するか、リリースするかの選択を迫られていた。

ブロンコスは後者を選び、ジャクソンをウェイバーにかけている。それをテキサンズがクレームした形だ。

2010年ドラフト全体20位指名を受けたアラバマ大学出身のジャクソンは、テキサンズでNFLキャリアをスタート。現在テキサンズのヘッドコーチ(HC)を務めているデミコ・ライアンズと共に2シーズンにわたってプレーしていた。その後、ライアンズは2012年にフィラデルフィア・イーグルスに移籍している。2019年、ライアンズと同様にテキサンズを離れたジャクソンは、かつてのチームメイトとは逆方向に進んでブロンコスに加入。そこで2019年から2023年までプレーし、合わせて69試合に出場した。

ジャクソンは今週、NFLキャリアを開始した場所に戻り、ライアンズの就任初年度に予想外の好転を遂げてフットボール界を驚かせているテキサンズに加わる。

【RA】