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ジャイアンツ、次戦の先発QBにタイロッド・テイラーを起用へ

2023年12月28日(木) 08:25


ニューヨーク・ジャイアンツのタイロッド・テイラー【AP Photo/Frank Franklin II】

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールは現地27日(水)、ベテランクオーターバック(QB)タイロッド・テイラーを大みそかに行われるロサンゼルス・ラムズ戦の先発に起用すると発表した。ドラフト外ルーキーQBトミー・デヴィートは再びバックアップの役目を担う。

ダボールHCはテイラーについて「今回の試合に先発する権利を得た」とコメント。

ジャイアンツがフィラデルフィア・イーグルスに敗れたシーズン第16週、ダボールHCはハーフタイムでデヴィートをベンチに下げ、テイラーを投入している。デヴィートは出場機会を得た前半で16回のパスを投げて9回成功、66ヤードを記録。ベテランQBのテイラーがフィールドに入って最初の3プレーは、ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーにハンドオフするショートドライブながら、チームが活気を取り戻すきっかけを作った。

さらに、第4クオーターにはダリウス・スレイトンに69ヤードのタッチダウンパスを通すなど、テイラーが司令塔を務めるようになって以降の試合が2023年シーズンのジャイアンツにとって最長のオフェンスプレーとなったように、ジャイアンツオフェンスに活気が戻った。テイラーは試合後半に、パント1回、スリー・アンド・アウトなしでチームの巻き返しに貢献したものの、最後のプレーはエンドゾーンでボールを奪われてしまった。テイラーはこの日、パス16回中7回成功、133ヤード、1タッチダウンとインターセプト1回を記録している。

【C】