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「より良い場所にいると思いたい」とコマンダースHCリベラ

2024年01月04日(木) 14:29


ロン・リベラ【AP Photo/Patrick Semansky】

ワシントン・コマンダースのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは、このオフシーズンに大きな変化が起こる可能性が高いことを知りながら、同時にレギュラーシーズン最終戦のダラス・カウボーイズとの同地区対決に備えようとしている、という変わった立場に置かれている。

リベラHCは2020年にコマンダースのヘッドコーチに就任し、1年目は7勝9敗ながらNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区のタイトルを獲得した。リベラHCは4シーズンで26勝39敗1分の成績を残しているが、この数年間はフィールド外の問題の山も乗り越えてきている。

コマンダースでの最後の試合となる可能性が高いと見られているこの一戦を前に、リベラHCは就任以来、状況がどのように改善されたと感じているかと尋ねられた。

チームの公式発表によると、リベラHCは現地2日(火)にこう語っている。「私たちはより良い場所にいると思いたい、おそらくそれを言うには妥当な立ち位置だろう。私は間違いなくここで過ごせたことに感謝しているし、これから何が起こるか見守りたい。私たちは日曜日に来ること、すなわちダラスに備えることに集中したい」

61歳のリベラHCは、自身の4シーズンでチームがどのように価値観を変えていったのかを誇りに思うと述べた。

「チームのカルチャーの部分で、私たちが変えたこと。誰かが同じ質問をした時、私は何よりも一番大切ことは、自分たちが今いる場所が好きだということだ、と答えた。もちろん、自分たちが望んでいるような場所ではないけれど、それがこのゲームの本質なんだ」とリベラHCは話している。

7 月下旬にクラブを引き継いだ新オーナーが大きな改革を行うと予想される中、リベラHCはシーズンを通して注目の的だった。開幕から2勝0敗と好調な滑り出しを見せたものの、その後連敗が続き、日曜日のカウボーイズ戦を前に現在7連敗中だ。

リベラHCは今シーズンのチームをどのように記憶するかと尋ねられた。

リベラHCは火曜日に「それ(“努力する”)はおそらくいい言葉だね。なぜなら、ここ数週間の選手たちはとても粘り強く、しっかりと戦い、最後までプレーしている」と語り、次のように続けている。

「コーチとしてうれしいことの1つは、戦い続ける選手たちがいることだと思う。彼らはたくましく、誰からも引き下がらない。もちろん、期待されていたのは確かだし、今いる場所よりも高い期待もされていた。でも、姿を現して、懸命にプレーし続けること以上にできることはないんだ」

カロライナ・パンサーズでの9シーズン弱とコマンダースでの4年間を経て、リベラHCは日曜日に控えているカウボーイズ戦を前にヘッドコーチとして102勝102敗2分のレギュラーシーズン成績を残している。ポストシーズンでの成績は3勝5敗で、パンサーズ時代の2015年に1度スーパーボウルに出場している。

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