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RBヘンリー復帰の可能性について「ドアは決して閉じない」とタイタンズGMカートン

2024年01月11日(木) 13:12

テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【Joe Robbins via AP】

現地9日(火)の衝撃的なヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルの解雇は、ランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがテネシー・タイタンズで最後の試合を戦ったという仮定を含め、テネシーでオフシーズンに何が起こるかについてのすべての仮定を覆した。

火曜日、ジェネラルマネジャー(GM)のラン・カートンはブラベルHCの解任を受けて、ヘンリーの将来についての決定は彼自身と新ヘッドコーチが話し合うことになると述べている。

チームの公式サイトのジム・ワイアットによると、カートンGMは次のように語ったという。

「新ヘッドコーチと私が話し合うことになる。昨日はデリックと出て行く途中でとてもいい話をした。彼との話の内容は秘密にしておくが、ドアは決して閉ざされてはいない」

とは言え、ドアが閉まっていないからといって、大きく開いているわけでもない。

4度目のプロボウル選出を獲得し、5回目の1シーズンで1,000ヤード以上のランを達成しながらも、ヘンリーは不況に見舞われているランニングバックのフリーエージェント市場に直面することになる。しかし、30歳のヘンリーのタイヤには溝がたっぷり残っている。2023年のキャリー280回という数字は、過去4シーズンのうち3シーズンで300回以上を記録した彼の最高記録には及ばないが、それでもタイタンズの全RBをリード。ヘンリーは8シーズンでキャリー2,030回、9,502ヤード、タッチダウン90回をマークしている。

タイタンズは新ヘッドコーチのもとでの再建に向けて、多くの疑問を抱えたままオフシーズンを迎える。最も重要な問題は、ウィル・レビスが2年目を迎えようとしているクオーターバック(QB)のポジションだ。

ヘンリー復帰の可能性が最も高いのは、このベテランランニングバックにフリーエージェントでわずかなオファーしかなく、短期契約でタイタンズに残る場合だろう。その場合でも、ヘンリーのスキルセットに適したオフェンス運営の計画を持つヘッドコーチが必要になるはずだ。

【KO】