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プレーオフ生き残りを懸けてバッカニアーズとライオンズが対戦(試合結果情報あり)

2024年01月22日(月) 09:50


タンパベイ・バッカニアーズのジャメル・ディーンとデトロイト・ライオンズのジャーマイア・ギブス【AP Photo/Carlos Osorio】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第4シードのタンパベイ・バッカニアーズと、第3シードのデトロイト・ライオンズが、現地21日(日)にライオンズのホームであるフォード・フィールドで相まみえた。NFCチャンピオンシップゲーム進出が懸かったこの試合で、ライオンズがバッカニアーズを31対23で破っている。

ライオンズにとっては、チーム史上2度目となるNFCチャンピオンシップゲーム進出となった。

ライオンズはチームの歴史上で初めてのスーパーボウル出場を目指し、28日(日)アメリカ東部時間18時30分【日本時間29日(月)8時30分】から敵地で行われるサンフランシスコ・49ers戦に挑む。

これまでフランチャイズを好転させ続けてきたライオンズだが、バッカニアーズ戦はそう簡単にはいかなかった。17対17の同点で迎えた第4クオーターに、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフとそのオフェンスはアクセルを踏み込んでいる。ゴフはそこから2連続で75ヤードと89ヤードのタッチダウンドライブを演出。それぞれのドライブを、ランニングバック(RB)ジャーマイア・ギブスによる31ヤードのタッチダウンランと、ワイドレシーバー(WR)アモン-ラ・セント・ブラウンへの9ヤードのタッチダウンパスで締めくくった。

しかし、バッカニアーズは試合時間が残り5分を切ったところでタッチダウンを決めて応戦。さらに、バッカニアーズ守備陣はライオンズをパントに追い込み、最後の2分間でタッチダウンと2ポイントコンバージョンで逆転するチャンスをオフェンスに与えた。

そうした可能性はわずか2プレーの間しか続かず、ライオンズのラインバッカー(LB)デレック・バーンズがインターセプトを決めて勝敗を決定づけている。

今年、多くの人の予想を上回るパフォーマンスを見せてきたバッカニアーズは、大観衆がつめかけたフォード・フィールドでもライオンズを追い込む健闘を見せたものの、惜しくもディビジョナルラウンドで敗退したことを受けて、今後は2024年シーズンに向けて計画を立てることになるだろう。

【RA】