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チーフスGトゥニーが第58回スーパーボウル欠場、RBマッキノンがクエッショナブル

2024年02月10日(土) 15:29

カンザスシティ・チーフスのジョー・トゥニー【NFL】

予想された通り、カンザスシティ・チーフスのガード(G)ジョー・トゥニーはサンフランシスコ・49ersと対決する第58回スーパーボウルには出場しない。

チーフスは胸筋負傷により今週ずっと練習を休んでいたトゥニーが欠場すると正式に発表。

チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは週の始めから、トゥニーが今週にプレーするのは望み薄だと指摘し、負傷後間もないガードにプレーさせるのは難しいと述べていた。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでもそうだったが、プロ5年目のニック・アレグレッティが負傷したトゥニーの代役を務める。オールプロに選出されたことのあるトゥニーの欠場はチーフスにとって痛手だが、この1週間、コーチ陣は、控え選手たちから成果を引き出すチームの能力を高く評価している。

『NFL.com』によると、オフェンスライン(OL)コーチのアンディー・ヘックは「リードHCから指導を受けている」と語り、こうつけ加えた。「彼はいつも“ネクストマンアップ(次の選手が代わりを果たす)”のメンタリティを説いている。だから、練習では全員が同じように練習し、全員が同じように準備する。この場合は、“ニック・アレグレッティ、次はお前だ。行くぞ。入ってくれ”と言うんだ。大仕事ではない。彼が入れば、スムーズに作戦が進む」

チーフスはランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンを鼠径(そけい)部のケガでクエッショナブルとリストアップしている。マッキノンはこの1週間、制限付きで練習参加。リードHCは週の初めには、マッキノンがスーパーボウルでプレーする可能性について前向きな発言をしていなかったものの、チーフスはこのRB出場の可能性を残しておくだろう。マッキノンは故障者リザーブ(IR)に入っており、現地11日(日)に行われるスーパーボウルでプレーするには53人ロースターに登録される必要がある。

チーフスはまた、大腿四頭筋を痛めてIR入りしているオフェンスラインのプリンス・テガ・ワノゴを欠場とした。

他のチーフスの故障者レポートでは、ワイドレシーバー(WR)のラシー・ライス(足首)、RBのアイゼア・パチェコ(つま先/足首)、ディフェンシブタックル(DT)のクリス・ジョーンズ(大腿四頭筋)、コーナーバック(CB)のラジャリウス・スニード(ふくらはぎ)、WRのスカイ・ムーア(膝)、リッチー・ジェームズ(足)、RBのクライド・エドワーズ・イレアー(体調不良)がすべて指定記載なしとなっている。

【KO】