2度目の年間最優秀コーチ賞受賞に「感謝する」ブラウンズHCケビン・ステファンスキー
2024年02月10日(土) 16:50スティーブン・ステファンスキーは現地8日(木)夜の『NFL Honors (NFLオナーズ)』で、クリーブランド・ブラウンズとともに大勝利を収めた。
ちなみに、AP通信年間最優秀コーチに選ばれたのはブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーであり、チームのメンバーが4つの大賞を受賞している。
ところが、俳優のジャスティン・ハートリーが受賞者を“スティーブン”・ステファンスキーと誤って発表してしまった。実は、ケビンHCはラスベガスで開催された授賞式には出席しておらず、もちろんスティーブンも出席していない。
そんななかでも、ケビンHCは実のいとこの名前が発表されるの喜んで聞いていた。
ステファスキーHCはラジオ『92.3 The Fan(ザ・ファン)』に次のように述べている。「(NFLオナーズは)見ていたよ。昨晩、素晴らしい夜を過ごしたのは、いとこのスティーブ・ステファンスキーだ。彼の携帯電話が鳴りっぱなしで、実際、あの俳優が名前を読み上げた時、息子が私の携帯電話をつかんで、いとこのスティーブに電話したんだ。すると彼は電話に出て、“やったよ”と言った。彼は努力は報われると言ってくれた。だから、いとこのスティーブにおめでとうと言いたい」
「私はその場にいなかったけれど、本当に、本当に感謝している」と語るステファンスキーHCは、こうつけ加えた。「マイルズ・(ギャレット、ディフェンシブエンド/DE)の受賞は信じられないほど素晴らしいことだし、(守備コーディネーター/DC、ジム・)シュワルツやジョー(・フラッコ、クオーターバック/QB)の受賞も本当にうれしいことだ。そして、私にとってこの賞は、実に1,000人の人々のおかげなんだ。素晴らしい選手たちがいなければ、あの賞は取れない」
ステファンスキーの受賞は、ヒューストン・テキサンズのヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズと総得点165点で並ぶという大接戦の末のものだった。1位の票数はステファンスキーが21票だったのに対し、ライアンズが20票だったため、ステファンスキーHCがタイブレークを制して2度目の最優秀コーチ賞を受賞する結果となっている。
したがって、この賞はステファンスキーがライアンズと分かち合ったと言っても過言ではない賞であり、ステファンスキーのいとこに贈られた賞でもあった。
とはいえ、木曜日の夜はブラウンズにとって素晴らしい一夜となった。
【KO】