現地14日（水）、カンザスシティ・チーフスのスーパーボウル優勝を祝うパレードの終わりに銃撃事件が発生し、1人が死亡、子どもを含む複数名が負傷した。

カンザスシティ警察のステイシー・グレイブス署長は事件の翌日である木曜日に開かれた記者会見で、死亡者1名を含む23名が銃撃の被害を受けたと発表。亡くなった犠牲者はカンザスシティのディスクジョッキーであるリサ・ロペス・ガルヴァンさんだったと、水曜日に『The Associated Pres（AP通信）』が報じている。

グレイブス署長は木曜日に、初期の捜査から判明したことによれば、銃撃は複数人のいさかいから発生したものであり、“テロリズムや国内の暴力的過激主義”とは関連がないものである模様だと報道陣に述べた。

グレイブス署長はさらに、この銃撃事件については現在も捜査中であり、警察が現場から複数の銃器を回収したとつけ加えている。また、AP通信によれば、3名が警察によって拘束されたものの、1人は事件に関与していないことが判明したために釈放され、2名の未成年者が拘留されているという。起訴はまだ行われていない。

銃撃の被害者は8歳から47歳の人々で、少なくともその半数が16歳未満だったと、グレイブス署長が木曜日に話している。

『Children’s Mercy Hospital Kansas City（チルドレンズ・マーシー・ホスピタル・カンザスシティ）』のスポークスパーソンであるリサ・オーガスティンが木曜日に『NFL Media（NFLメディア）』に対し、この病院が現場から12名の患者を収容したこと、ならびに、そのうち11名が6歳から15歳の子どもたちだったことを明かしている。9名の子どもたちが、銃撃によって負傷していた。この病院に収容されている犠牲者の全員に、回復が見込まれているという。

木曜日に実施された記者会見には『University Health hospital in Kansas City（ユニバーシティ・ヘルス・ホスピタル・イン・カンザスシティ）』の関係者も出席しており、水曜日に8名の被害者を収容し、うち5名は退院したと述べた。　　　　　　　　　　

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