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ベアーズがプロボウラーのDBジャクソン、Cホワイトヘアーをリリース

2024年02月16日(金) 08:56


シカゴ・ベアーズのエディー・ジャクソンとコディー・ホワイトヘアー【NFL】

現地15日(木)、オフシーズンの変革の時を迎えているシカゴ・ベアーズが、最も長くチームに在籍した2人の選手と別れを告げた。

プロボウルに選ばれたことがあるディフェンシブバック(DB)エディー・ジャクソンとセンター(C)コディー・ホワイトヘアーはいずれも、ベアーズにドラフトで指名されて以来、合わせて15シーズンにわたってウィンディシティでプレーした経験を持つ。ベアーズはこの2人の放出を発表。

過去8シーズン先発オフェンシブラインマン(OL)として活躍したホワイトヘアーと、過去7年間先発セーフティ(S)として活躍したジャクソンの放出により、ベアーズはおよそ2,160万ドル(約32億3,693万円)のサラリーキャップを節約することになる。『Over the Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、ベアーズの2024年オフシーズンのキャップスペースは6,690万ドル(約100億2,543万円)となっており、NFLで3番目に多いという。

この2人の放出は、ベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズにとっては2024年最初の大きな動きとなる。しかし、クオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズのチームでの将来は不透明なままであり、プロボウル選出経験のあるコーナーバック(CB)ジェイロン・ジョンソンが大金を手にしうるフリーエージェント(FA)に差しかかっているため、そういった動きが、これで最後になることはまずないだろう。

ホワイトヘアーとジャクソンの放出はそれほど驚くべきことではないが、変化の兆しとしては大きい。

2015年にベアーズに入団したロングスナッパー(LS)パトリック・スケイルズは、2016年ドラフト2巡指名のホワイトヘアーや2017年ドラフト4巡指名のジャクソンよりも長くチームに在籍している唯一の選手となった。

31歳のホワイトヘアーはベアーズ在籍中118試合に先発出場し、2018年にプロボウルに選出されている。昨年は全17試合に出場したものの、先発はわずか11試合にとどまり、多才なインテリアラインマンであるホワイトヘアーは『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス/PFF)』の総合グレードは45.0点とされている。

30歳のジャクソンは一時期NFLのトップセーフティの一人とみなされていた。それは2018年のオールプロに選出され、2度のプロボウル選出のうちの1回にノミネートされたことが証明している。しかし、過去2シーズンは足の負傷と戦いながら10試合に出場できなかった。

ベアーズがこれから若手を獲得していくことは間違いなく、2人の主力選手に別れを告げたことで、キャップスペースはさらに空いた。ジャクソンとホワイトヘアーに関しては、次の移籍先でベテランの存在感を増すことを望んでフリーエージェントに突入するだろう。

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