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カレッジフットボールプレーオフのカンファレンス王者出場枠が6から5に減少

2024年02月21日(水) 12:10

【NFL】

現地20日(火)、カレッジフットボールプレーオフ(CFP)を監督する大学の学長たちが全会一致で大会フォーマットを微調整することを決議した結果、12チームで構成されるCFPは、カンファレンスチャンピオンの5チームと特別選抜の7チームによって構成されることになった。

カンファレンスチャンピオンの出場枠を6から5に減らすという動きは、再編とPac-12(パシフィック12カンファレンス)の解体によるもので、数カ月前から予想されていた。先月に予定されていた投票はPac-12の要請によって延期されていた。

12チームが参加する当初の計画では、全カンファレンスの中から上位6チームが出場権を獲得し、そのうち上位4チームが1回戦を免除、残りの6チームが特別選抜によって選ばれる予定だった。しかし、強豪チームを擁するPac-12が消滅したことでカンファレンスが一つ減り、CFPを管理するコミッショナーは上位チームと選抜チームの割合を6対6から5対7に変更することを推奨していた。

自動的に出場権を獲得するカンファレンスはない。カンファレンスチャンピオンの5枠は、CFPの選考委員会が決定した最もランキングの高いカンファレンス優勝者に与えられ、ACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)、Big Ten(ビッグ・テン)、Big 12(ビッグ12)、SEC(サウスイースタン・カンファレンス)以外からも少なくとも1チームが12チームに含まれるという。

また、選考委員会が決めた順位によって7つの特別選抜枠が決定される。同一リーグからの出場チーム数に制限はない。

ミシシッピ州立大学の学長およびCFPの理事長を務めるマーク・キーナムは次のように述べている。

「2022年9月に理事会がこの新しいフォーマットを採用して以来、これはカンファレンスの構造の進化に基づく、カレッジフットボールプレーオフにとって非常に論理的な調整と言える。この変更は学生アスリート、コーチ、ファンにも好意的に受け入れられるだろう。われわれはこの新しいフォーマットがポストシーズンのフィールドで実現するのを楽しみにしている」

来るシーズンは10年間4チームで開催されてきたプレーオフが12チームで開催される初めてのシーズンとなる。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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