カンザスシティ・チーフスは現地22日（木）、フリーエージェント（FA）のパンター（P）マット・アライザと契約したと発表した。

アライザは2022年NFLドラフト6巡目でバッファロー・ビルズに指名されたが、2021年にサンディエゴ州立大学のキャンパス外で行われたパーティーで未成年者に対する集団性的暴行に加わったとして民事訴訟で訴えられ、2022年レギュラーシーズン開幕前にリリースされている。

検察当局は2022年12月、アライザも、同じくこの暴行事件で訴えられた元チームメイトも起訴されないと発表。昨年、被害者とされる人物がアライザに対して起こした訴訟は取り下げられている。アライザはまた、この女性に対する名誉毀損の反訴を棄却することにも同意した。

アライザは木曜日に声明で次のように述べている。「チーフスと契約できたことを誇りに思うし、光栄に思う。NFLでのキャリアを続けられることに感激している。私の支えとなってくれた家族と、揺るぎないサポートをしてくれた多くの友人たちに感謝したい」

今月初めに2年連続のスーパーボウル制覇を達成したチーフスは、ベテランのトミー・タウンゼンドが来月フリーエージェントとなる予定で、新たな先発パンターを必要としている可能性がある。

【KO】