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【2016年第9週】新人コンビの活躍でカウボーイズがブラウンズに圧勝

2016年11月07日(月) 07:01

クリーブランド・ブラウンズのコーディ・ケスラーとダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Ron Schwane】

現地6日(日)、クリーブランド・ブラウンズがホームのファーストエナジー・スタジアムにダラス・カウボーイズを迎えて行われた試合は、カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットが3タッチダウンパス、さらにランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットが2タッチダウンとルーキーコンビが活躍し35対10で勝利した。

ブラウンズヘッドコーチ(HC)ヒュー・ジャクソンがコーディ・ケスラーを先発QBに指名したため、新人QB対決となった一戦は、第1クオーターにブラウンズがRBアイザイア・クロウェルへの44ヤードパスなどでゴール前へ攻め込むも、決め手を欠き、キッカー(K)コディー・パーキーのフィールドゴールで先制する。カウボーイズはその後のドライブで、QBプレスコットがガラ空きのタイトエンド(TE)ジェイソン・ウィッテンへのタッチダウンを決めて逆転する。

第2クオーター、ブラウンズのフィールドゴールトライは無情にもポストに嫌われ、得点ならず。その後、カウボーイズはRBエリオットがエンドゾーン右端いっぱいに飛び込む見事なタッチダウンランを披露したほか、QBプレスコットからワイドレシーバー(WR)コール・ビーズリーへのタッチダウンパスで突き放す。ブラウンズは前半終了前の2ミニッツオフェンスでQBケスラーからWRテレル・プライアーへのタッチダウンパスで一矢報い、21対10で前半を終了した。

後半、カウボーイズはRBエリオットがこの日2本目となるタッチダウンランでリードを広げ、さらにはTEギャビン・エスコバーへのタッチダウンパスでだめ押しの追加点。一方、ブラウンズはオフェンスがファーストダウン更新2回のみと、カウボーイズディフェンスに封じ込められ、何もできないまま試合終了となった。

カウボーイズQBダック・プレスコットはパス27回中21回成功、247ヤード、3タッチダウン、インターセプトなしと安定した活躍を見せている。RBエゼキエル・エリオットは18回キャリー、92ヤード、2タッチダウン、TEジェイソン・ウィッテンは8回レシーブ、134ヤード、1タッチダウンのパフォーマンスだった。カウボーイズはこれで7連勝、NFC東地区首位をキープしている。

ブラウンズQBコーディ・ケスラーはパス27回中19回成功、203ヤード、1タッチダウン、0インターセプト、WRテレル・プライアーは5回レシーブ、47ヤード、1タッチダウンだった。ペイトリオッツからトレードされたラインバッカー(LB)ジェイミー・コリンズも出場し、5タックルと早くもチームに貢献している。とはいえ、ブラウンズはこれで泥沼の9連敗となり、これは1975年以来の記録だ。

次週、カウボーイズはアウェーでピッツバーグ・スティーラーズと、ブラウンズはサーズデーナイトフットボールとして敵地で同地区のボルティモア・レイブンズと対戦する。