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5月中旬には手首のケガが治ると見込むベンガルズQBバロウ

2024年03月05日(火) 15:13


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

手首の靭帯(じんたい)を断裂したことで2023年シーズンに10試合しか出場できなかったシンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウが、回復を見込んでいる時期を明らかにした。

現地3日(日)、バロウは『ESPN』のベン・ベイビーに「5月中旬にはフルコンタクトを含む、あらゆることに許可が下りると思っている。これから1カ月から1カ月半の間に、そういうことをすべて決めていくことになる」と話している。

11月に臨んだボルティモア・レイブンズ戦で負傷したバロウは、同月27日にシーズン終了を意味する手首の手術を受けた。ESPNに対し、ルーティンの一部として小さなメディシンボールを投げ始めていると明かした上で、ベンガルズのOTA(チーム合同練習)でフットボールを投げ始めるのが目標だと語ったバロウは、次のようにコメントしている。

「今は基本的に普通にリフトができる状態で、それにはワクワクしている。だから、これからの2カ月は、基本的にここ数年やってきたことをやるだけ。12週間の余計な仕事は過去のものだ」

昨オフシーズン、バロウはベンガルズと長期契約を締結。それにより、スタークオーターバックの契約期間は2029年シーズン末までとなっている。2023年シーズン、バロウがふくらはぎを負傷していたことが影響し、1勝3敗と出遅れたベンガルズは、10月に調子を上げた。しかしその後、バロウが手首を負傷して残るシーズンをすべて欠場することに。バックアップのジェイク・ブラウニングは堅実なパフォーマンスを見せたものの、ベンガルズは惜しくもポストシーズン進出を逃した。

2シーズン連続でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに進出したとはいえ、ベンガルズが2023年シーズンに同じような結果を残せるとは思っていなかったと強調したバロウは、こう話している。

「ドラフトで入団した選手たちが生産性を発揮し、俺たちがここ数年で失ったリーダーシップの役割を担ってくれることが必要だ。それから、ドラフトであれフリーエージェントであれ、俺たちがこのオフシーズンに適切な選手を獲得する必要もある」

「すでに言ったように、ケガは去年と同じようなものだったけど、スーパーボウルに出場するにはいろいろなところで力不足だったんじゃないかと思っている」

ベンガルズが2024年シーズンにスーパーボウルに出場できるほど良い状態になるには、まずはバロウが健康でいなければならない。

【RA】