元シーホークスLBライトが49ersのコーチングスタッフに
2024年03月07日(木) 15:34
シアトル・シーホークスのラインバッカー(LB)として長年活躍したK.J.ライトが、かつてのライバル、サンフランシスコ・49ersのアシスタントラインバッカーコーチに就任した。
ライトは最近、自身のポッドキャスト『KJ All Day(KJオールデイ)』でこのニュースを認めて、次のように語っている。
「それは本当だ。私は新しいラインバッカーのアシスタントコーチ兼ディフェンシブクオリティコントロールコーチとして、サンフランシスコ・49ersに着任した。とてもワクワクしている。このチャンスを本当に、本当にうれしく思っている。49ersの組織が私を信じてくれて、本当に本当にうれしいよ。フランチャイズを任せてくれている。(私は)最初からこのチームと戦ってきた。NFLでのデビュー戦の相手は49ersだったんだ。13年、14年の道のりを経て、今では彼らのためにコーチをすることになった」
2011年ドラフトで4巡指名されたライトはシーホークスで10シーズンを過ごし、スーパーボウル制覇1回とプロボウル選出1回を果たしている。ライトは2021年にシーホークスからラスベガス・レイダースに移籍。レイダースで1年プレーした後、2022年に引退した。
長年のライバルチームに加わることになったが、ライトは今回の就任がシーホークスへの当てつけではないことを強調している。
ライトは「これは復讐するための動きではない。これは私にとって本当に素晴らしいチャンスなんだ」とコメント。
ライトは49ersの新しい守備コーディネーター(DC)であるニック・ソレンセンと合流する。ソレンセンは2013年から2020年までの8シーズンの間、シーホークスでスペシャルチームとセカンダリーコーチを務めていた。
34歳のライトは49ersの重要な選手たちを助けることになり、その中にはディフェンスの要となるラインバッカーのフレッド・ワーナーとドレイ・グリーンローが含まれている。
ライトはさらにこう述べた。
「私の心はここにある。私の心はコーチングにある。私の心は特別なものを作り上げることにある。チームワーク、仲間意識、浮き沈みを乗り越え、成功するためのゲームプランを見つけ出すこと。これが私のすることだ。これが私の仕事になる」
「始めるのが待ちきれない。勝利のカルチャーの一部になること。自分の履歴書にスーパーボウルをもう1つ加えること。その階段を上ること。このキャリアで次に何をしたいのか、大きな目標がある。これはその第一歩だ」
【KO】