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フリーエージェント解禁を前にQBウィルソンがスティーラーズを訪問へ

2024年03月09日(土) 10:30


デンバー・ブロンコスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/David Zalubowski】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンのフリーエージェント(FA)ツアーが始まった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地8日(金)に報じたところによると、金曜朝、ウィルソンがピッツバーグ・スティーラーズ訪問のために飛行機に乗るところをニューアーク・リバティー国際空港で目撃されたという。

ラポポートは『X』に次のように投稿している。

「ソーシャルメディアで大きな話題になっているようだ!」

「現在、チーム訪問の許可を得ているフリーエージェントのQBラッセル・ウィルソンが、今朝、スティーラーズ訪問のためにピッツバーグ行きの飛行機に乗るところをニューアーク空港で目撃された。この情報は、飛行機に乗る前にファンと写真を撮ったり、一緒にいたりしているところを目撃した関係者から得ている」

ウィルソンがデンバー・ブロンコスから正式にリリースされるのは新しいリーグイヤーが開始する13日(水)になるが、ブロンコスはウィルソンが希望するチームに出向くことを許可している。

シアトル・シーホークスで10年間過ごし、9回プロボウルに選出されているウィルソンは、2022年にトレードでブロンコスに移籍。初年度の成績は散々なものだったが、マイルハイシティでの2年目には、タッチダウンパス26回に対してインターセプト8回をマークするなどして調子を上げた。しかし、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトン率いるチームはウィルソンと袂を分かつ決定を下している。

スティーラーズは魅力的なチームと言えよう。強力な武器、急成長中のオフェンシブライン(OL)、傑出したディフェンス、そして一流のヘッドコーチを備えた素晴らしいロースターを擁するチームだ。クオーターバックのプレーが劣っているにもかかわらず、スティーラーズが競争力を持ち続けていることはマイク・トムリンHCの手腕の高さを物語っている。ウィルソンのスキルセット、機動力、経験は、新しい攻撃コーディネーター(OC)アーサー・スミスとうまくフィットするかもしれない。

スティーラーズは元ドラフト1巡指名のケニー・ピケットを何度も支持しており、ジェネラルマネジャー(GM)のオマール・カーンは最近、ピケットに“全面的な信頼”を寄せているとしながらも、クオーターバックのポジションにおける競争はオープンだと述べた。その競争相手はウィルソンなのだろうか? 競合する選手があまりいないチームがあるかもしれないのに、ウィルソンはドラフト1巡指名選手がいるチームに行きたがるだろうか?

また、スティーラーズは、昨シーズン終盤にピケットを抜いて先発になったメイソン・ルドルフを呼び戻したいと語っている。ウィルソンの加入は、もし折り合いがつかなければ、チームが別の方向に進む用意があることをルドルフに示すものと考えられるかもしれない。

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