イーグルスがDEグラハムと1年契約の条件に合意
2024年03月10日(日) 16:14ブランドン・グラハムが再び戻ってくることになった。
現地9日(土)、フィラデルフィア・イーグルスがベテランディフェンシブエンド(DE)であるグラハムと1年契約の条件に合意し、グラハムがキャリア15シーズン目もチームにとどまることになったと発表。
イーグルスの中で最も在籍期間が長いグラハムは、キャリアのすべてを“兄弟愛の街”という愛称で親しまれているフィラデルフィアで過ごしてきた。2010年ドラフトでNFL入りした現在35歳のグラハムは、キャリア通算でサック73回、クオーターバック(QB)ヒット146回、フォースドファンブル22回を記録しており、2020年にはプロボウルに選出されている。2022年シーズンにキャリアハイとなる11回のサックをマークしたグラハムは、4シーズンで8回以上のサックを記録してきた。
グラハムは昨季に全17試合に出場したものの、スナップの34%にしか参加しておらず、サック3.0回、QBヒット6回という成績でシーズンを終えている。
先週、グラハムは合意に達する前にイーグルスとの交渉について、今後も関係を続けていくために契約を成立させられると“確信”していると話していた。そして、そのわずか2日後に契約がまとまり、グラハムはフリーエージェント(FA)市場に出ることなく、イーグルスのロッカールームにとどまることになっている。
グラハムはイーグルスとの契約交渉について話した際に、NFLキャリアを終えるまでイーグルスに残るつもりだとも明かし、「俺はただ、最後まで彼らと共にあるつもりだということを、フィリーに知ってもらいたいだけだ」と語っていた。
土曜日には、グラハムの契約延長が報じられる前に、イーグルスが先発DEジョシュ・スウェットに関するトレード交渉を行なっているとの報道も流れている。イーグルスは先月、プロボウルに選出された経歴を持つアウトサイドラインバッカー(OLB)ハサン・レディックにトレードを追求する許可を与えた。そのため、スウェットはこの数週間でトレード話が持ち上がっている2人目の守備選手となっている。
スウェットとレディックについての話し合いは現在進行中だが、グラハムというベテランのリーダーがこの秋もロースターにいることで、イーグルスは安心できるはずだ。
BG IS BACK ‼️ We've agreed to terms with DE Brandon Graham on a one-year contract extension.@Toyota | #FlyEaglesFly pic.twitter.com/K4aUUvJuIG
— Philadelphia Eagles (@Eagles) March 9, 2024
「BGが戻ってくる!! DEブランドン・グラハムと1年の契約延長の条件に合意した」
【RA】