ニュース

シーホークスWRロケットが再編された2年契約に合意

2024年03月10日(日) 16:39


シアトル・シーホークスのタイラー・ロケット【AP Photo/Jeff Lewis】

シアトル・シーホークスが今後もチームのトップレシーバーの1人を抱え続けることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが情報筋の話をもとに伝えたところによると、ワイドレシーバー(WR)タイラー・ロケットが再編された契約でシーホークスに残留するという。3,000万ドル(約44億1,210万円)相当の2年契約は最大で3,400万ドル(約50億0,038万円)に上り、今年に1,300万ドル(約19億1,191万円)近くが保証されるとガラフォロはつけ加えている。

ロケットには2年3,400万ドルの契約が残っていたため、今回の動きはシーホークスにとって、2024年シーズンに向けてロケットのスポットを保証しつつ、いくらか資金を取り戻すものになると、NFLネットワークのトム・ペリセロは報じている。

ロケットはシーホークスでの9シーズンで重要な存在であることを証明してきた。2015年ドラフトで指名を受けてから、わずか数年で脚光を浴びるようになったロケット。今となっては、シーホークスファンがその名前を忘れることはないはずで、当然そうあるべきだと言える。ロケットはコンスタントに活躍し続け、通算でレシーブ612回、7,994ヤード、タッチダウン59回と、それを裏づける数字を残してきた。

一方で、将来に目を向けると、シーホークスは2023年シーズンを通して有望であることを示しており、グリーンベイ・パッカーズがシーズン第18週にシカゴ・ベアーズに勝利してシーホークスの可能性を潰すまでは、あと少しでプレーオフに進出するところだった。

以前ほどの活躍はできなかったものの、ロケットは2023年シーズンにレシーブ79回、894ヤード、タッチダウン5回を記録。まだチームに貢献できることを証明した。

思い通りにシーズンを終えられなかったとはいえ、新しいシーズンを迎えようとしている中で、シーホークスは1つの大きな戦力を確保している。

少なくともこれから2年間、ロケットが同じユニフォームを着続けることが分かり、ファンは安堵(あんど)のため息をつくことができるだろう。

【RA】