49ersがペイカットを拒否したDEアームステッドを放出へ
2024年03月11日(月) 13:44長年サンフランシスコ・49ersに所属していたディフェンシブラインマン(DL)がフリーエージェント(FA)になることになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地10日(日)に報じたところによると、ペイカットを拒否したディフェンシブエンド(DE)アリク・アームステッドがリリースされる見込みだという。
この動きは、2015年ドラフト全体17位指名を受けてから9シーズンにわたって49ersに所属してきたアームステッドが、キャリアで初めてサンフランシスコ以外でNFLの本拠地を探すことを意味している。
プロボウルに選出されたことはないものの、49ersの屈強なディフェンスに堅実に貢献してきた30歳のアームステッドは、キャリア通算でサック33.5回、クオーターバック(QB)ヒット88回、パスディフェンス6回、フォースドファンブル3回、ファンブルリカバリー1回を記録している。
プレーオフの重要な場面で何度も素晴らしいプレーを披露してきたアームステッドは、プレーオフで8回のサックをマークしてきた。第58回スーパーボウルではカンザスシティ・チーフスに敗れたものの、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズにサックを決めている。
アームステッドは2019年シーズンからプロとして高水準のパフォーマンスを披露するようになった。このシーズンに、アームステッドはサック10回を記録し、その次のオフシーズンに5年契約を手に入れている。
その契約期間はあと1年残っており、アームステッドには2024年に基本給1,740万ドル(約25億5,687万円)が支払われる一方で、49ersのサラリーキャップに対して2,840万ドル(約41億7,328万円)が計上されることになっていた。
スーパーボウル制覇の壁を乗り越えようと努力し続けている49ersは、経費削減を目指していたが、アームステッドはそのための手段になることに前向きではなかったと報じられている。
アームステッドは今後、自分を求めるチームと新たな契約を締結することを目指すだろう。
【RA】