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記録的な大型契約締結後も「偉大さ」を追求し続けるチーフスDTジョーンズ

2024年03月14日(木) 16:23


カンザスシティ・チーフスのクリス・ジョーンズ【AP Photo/Reed Hoffmann】

カンザスシティ・チーフスのディフェンシブタックル(DT)クリス・ジョーンズは、自身3度目となるスーパーボウル制覇を達成した後、大型の新契約を結んだ。

29歳のジョーンズは現地12日(火)、チーフスを去ることは1度も考えたことがなかったと語っている。

チーフスの公式記録によると、ジョーンズは記者団に対して次のように述べた。「俺は、最初からそのつもりだった。チームが俺をドラフトで指名してくれた時から、他の組織でプレーするつもりはなかったんだ。ましてや、スーパーボウル優勝後に他の組織で1年過ごすなんて、考えてはいなかった。心の中では、チームを離れることは1度も考えたことがなかったし、チーフスで引退する道を作ってくれているハント一家とチーフスの組織にはすごく感謝している」

ジョーンズは5年総額1億5,875万ドル(約234億8,650万円)で、1億100万ドル(約149億4,259万円)の保証を含む契約にサインしており、ロサンゼルス・ラムズのDTアーロン・ドナルドをしのぎ、NFLで最も高い報酬を得るディフェンシブタックルとなっている。

昨オフシーズン、ジョーンズとチーフスは複数年契約で合意できず、ジョーンズはトレーニングキャンプをホールドアウトしたり、シーズン第1週のデトロイト・ライオンズ戦も欠場したりした。両者は最終的には1年契約で折り合いをつけており、今オフシーズンの大型契約につながっている。

ディフェンスの要としてチーフスの2年連続スーパーボウル制覇に貢献したジョーンズにとって、大金を得ることは必然だった。

30代に突入するジョーンズとチーフスは、新たな高額契約を結んだ後もジョーンズのプレーが落ちることはないと確信している。

ジョーンズはこうコメントした。「毎年、俺はただひたすら偉大さを追い求めている。いくらお金があっても、たとえ俺がどんなに成功しようとも、フットボールへの愛と情熱は変わらない。俺は常にさらなる高みを追い求めている。だから、チーフスは俺のフットボールに対する考え方や俺がフットボールというゲームをどれだけ好きなのかを理解してくれているんだと思う」

【KO】