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LBジョーイ・ボサとOLBカリル・マックが契約再編に合意し、チャージャーズ残留へ

2024年03月15日(金) 17:27

ニューイングランド・ペイトリオッツのベイリー・ザップとロサンゼルス・チャージャーズのカリル・マック【AP Photo/Michael Dwyer】

ロサンゼルス・チャージャーズは、2024年シーズンを迎えるにあたってサラリーキャップにおける額が巨大になると知りつつも、パスラッシュコンビを維持する。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地14日(木)に情報を知る人物の話を元に報じたところによると、ラインバッカー(LB)ジョーイ・ボサとアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックが契約の再編に合意したという。

ボサは2,200万ドル(約32億6,008万円)から1,500万ドル(約22億2,339万円)のペイカットを受け入れたものの、全額が保証されており、サックインセンティブで400万ドル(約5億9,286万円)を取り戻すことができる。一方で、マックは契約金が2,325万ドル(約34億4,602万円)から1,900万ドル(約28億1,610万円)に減額されるが、2025年にはフランチャイズタグがつけられないという条件が加えられたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

チャージャーズがボサをカットまたはトレードすれば、およそ1,400万ドル(約20億7,463万円)を節約でき、デッドマネーは2,200万ドルとなる予定だったが、チームはその代わりにボサを残留させて問題を先送りにすることを選んだ。

同様に、8回のプロボウル選出を誇るマックも、キャップヒットがチーム最高額の3,850万ドル(約57億523万円)に上ることを考えると、放出の可能性があった。しかし、その代わりにチャージャーズはマックを残留させるために契約を再編している。ボサとは異なり、生産性の高いシーズンを終えたばかりのマックはキャリア最高のサック17回をマークしており、2018年以来の2桁サックを達成していた。

マックとボサを引き留めたことで、新しい守備コーディネーター(DC)ジェシー・ミンターは、新体制をスタートさせるチャージャーズでエッジの存在感を示すことができる。

【KO】