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ラムズがQBガロポロと1年契約に合意

2024年03月16日(土) 07:35

ラスベガス・レイダースのジミー・ガロポロ【NFL】

ジミー・ガロポロが西海岸にとどまることになった。

現地15日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとピーター・シュレーガーが情報筋の話として報じたところによると、ロサンゼルス・ラムズがクオーターバック(QB)ガロポロと1年契約に合意したという。

ガロポロはラスベガス・レイダースで散々な2023年シーズンを過ごしながらも、先発として今も価値ある存在であることを証明しようと懸命だった。

ニューイングランド・ペイトリオッツ時代の攻撃コーディネーターであるジョシュ・マクダニエルズが指揮官だったレイダースに加入すべく、3年間の大型契約を締結するも、ガロポロがレイダースの一翼として先発を務めたのはわずか8週間にとどまっている。

そのうち2試合は負傷欠場を余儀なくされ、実際に先発出場した6試合のパス成功率は50%、1,205ヤードを稼ぎ、タッチダウン7回、インターセプト9回、パサーレーティングは77.7だ。

ただ、昨年10月末にマクダニエルズがヘッドコーチの職を解かれたことを受け、暫定ヘッドコーチとなったアントニオ・ピアースが新人クオーターバックのエイダン・オコンネルを新たな1番手QBに指名したため、ジミーGことガロポロの先発の役目は終了。

また、2月には運動能力向上物質規定違反でNFLから2試合の出場停止処分を受けており、新リーグイヤーの幕開けとともにレイダースを放出されていた。

次の移籍先は馴染みのあるNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区に属するチームだ。ガロポロはレイダース加入以前にサンフランシスコ・49ersで6年を過ごし、チームをスーパーボウル出場に導いただけでなく、何よりも勝てるクオーターバックとして認知され、キャリア最高の高みを見た場所でもある。

とはいえ、49ersもまた、結局はガロポロをダメにした。

ガロポロが向かう先はその49ersにとって最大のライバルであるラムズだ。新シーズン開幕後に出場停止処分を消化したあと、マシュー・スタッフォードのバックアップを務めることになる。

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