ブラウンズが元タイタンズHCのブラベルをコンサルタントして雇用
2024年03月16日(土) 12:35マイク・ブラベルは1月にテネシー・タイタンズでの職を失ったが、フットボールの世界での新たな仕事を見つけるのに時間はかからなかった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地15日(金)に報じたところによると、タイタンズの元ヘッドコーチ(HC)であり、ヒューストン・テキサンズ時代には守備コーディネーター(DC)を務めた経歴も持つブラベルがクリーブランド・ブラウンズのコンサルタントとしてNFLに戻ってくるという。ブラベルはインディアナポリスで開催されたNFLスカウティングコンバインにブラウンズとともに1週間ほど参加し、2024年にクリーブランドでケビン・ステファンスキーHCのスタッフと共に働くことになる。
ブラベルのナッシュビルでの6年間の任期は、ベテランクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルをルーキーのウィル・レビスに交代させ、逆境の中で最善を尽くそうとした難しいシーズンの終了後に幕を閉じた。タイタンズは健闘したものの、結局6勝11敗に終わり、ブラベルを解雇する運びとなっている。
ブラベルはニューイングランド・ペイトリオッツで3度のスーパーボウルを制し、オールプロのファーストチーム(2007年)に選出された14年間のプレー経験を持ち、その後コーチに転身した。母校のオハイオ州立大学でアシスタントとしてコーチングを始め、2014年にラインバッカー(LB)コーチとしてテキサンズに入団。2017年に守備コーディネーターに昇格した後、2018年から2023年までタイタンズでヘッドコーチを務め、その間、2019年から2021年までタイタンズを3年連続でプレーオフに出場させており、2021年にはNFL年間最優秀コーチに選ばれている。ヘッドコーチとしての最終的なレギュラーシーズン成績は54勝45敗だった。
ブラベルは10年のコーチングの経験を持ち、選手としてはさらに多くの経験を積んでいるため、ステファンスキーHCとジム・シュワルツDCに多くの知恵を授けてくれるだろう。ノースイースト・オハイオ出身のブラベルが加わることで、2024年にブラウンズが2年連続でポストシーズンに進出する手助けとなるかどうかが注目される。
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