ニュース

ビルズがDBタロン・ジョンソンと3年46億円の契約で合意

2024年03月19日(火) 09:45


バッファロー・ビルズのタロン・ジョンソンとデンバー・ブロンコスのジェリー・ジューディ【AP Photo/Adrian Kraus】

バッファロー・ビルズは契約年を目前に控えるセカンダリーの重要な選手を2024年シーズンが終わって以降も確保することにした。

ビルズがコーナーバック(CB)タロン・ジョンソンと3年総額3,100万ドル(約46億2,047万円)の契約延長に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として報道。その後、ビルズも正式に契約延長について発表している。

最初にビルズとジョンソンの契約を報じたのは、『ESPN』だ。

2024年シーズンに現行契約の最終年を迎えるジョンソンは、現在の契約のままプレーを続けるのではなく、ビルズにとって即座のキャップ軽減が見込める契約を結ぶのと引き換えに、契約上の保証を得ることになった。この契約によってビルズのキャップ負担がどれだけ軽減できるのかはまだ分からないが、6年目のベテランであるジョンソンの前契約によりキャップスペースに占める金額は1,240万ドル(約18億4,907万円)だったため、新契約ではこの数字が低くなると予想されており、ビルズがジョンソンのキャップヒットの一部を将来に回すことが可能となる。

新しい契約を結んだジョンソンはインディアナポリス・コルツのCBケニー・ムーアを抜き、NFLのニッケルバックの中で最高額の選手となった。ビルズのベテランCBであるジョンソンは3,100万ドルを稼ぐことになり、ムーアに100万ドル(約1億4,914万円)の差をつけている。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス/PFF)』によると、契約延長を勝ち取ったジョンソンは昨季、全体的な成績においてキャリア最高のシーズンを送っており、自己ベストの守備グレード(77.5)をマークして、全コーナーバックの中でムーアより1つ上にあたる17位につけたという。

元ビルズのセーフティ(S)ジョーダン・ポイヤーがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区のライバルであるマイアミ・ドルフィンズに移籍したのを受け、ビルズはジョンソンがポイヤーの後を追ってチームを去ることが可能になるのに1年先立って、ジョンソンを戦略的に確保した。この先、また新たな動きがあるかどうかに注目だ。

【KO】