コーナーバック（CB）クリスチャン・フルトンはゴールデンステート（カリフォルニア州の愛称）で新たなスタートを切る。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地22日（金）に情報筋の話をもとに報じたところによると、テネシー・タイタンズで4シーズンを過ごしたフルトンがロサンゼルス・チャージャーズと1年契約を結んだという。

フルトンは20日にロサンゼルスに飛び、ヘッドコーチ（HC）ジム・ハーボーが指揮する新生チャージャーズの一員としてとどまることになった。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101のリストにおいて56位とされていたフルトンは昨季、『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス／PFF）』の総合グレードでキャリア最低の46.4をマークしており、低迷したシーズンを終えたばかりだ。

とはいえ、2020年NFLドラフト全体61位で指名されたフルトンはまだ25歳であり、2023年シーズンはベンチ降格やハムストリングの負傷に悩まされたものの、まだ成長の余地がある。

4シーズンを過ごしたタイタンズで42試合に出場し、そのうち37試合で先発出場したフルトンはタックル150回、インターセプト4回、パスブレークアップ25回を記録。昨季はタックル46回、インターセプトなし、パスディフェンス5回という数字を残した。

昨季は苦戦を強いられたフルトンだが、経験の浅いディーン・レナードやジャジール・テイラーを上回ることができれば、アサンテ・サミュエルJr.の反対側の先発の座に滑り込みそうだ。

【KO】