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ジャイアンツHCダボール、2024年シーズンにプレーコールを担当することを検討

2024年03月28日(木) 10:28

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボール【AP Photo/Matt Durisko】

2023年シーズンにおけるオフェンスの苦戦を受け、ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールが現地26日(火)に、プレーコールの役割を引き継ぐことを検討していると認めた。

チーム公式サイトによると、ダボールHCは年次リーグミーティングの場で「それは検討していることだ」と述べたという。

「リーグでプレーコールを担当しているヘッドコーチは、(オフェンスでもディフェンスでも)現時点で20人はいると思う。もう少し多いかもしれない。いろいろと調べてはいるが、まだ決定はしていない。まだ検討している途中で、自分たちが何をすべきか考えているところだ」

ダボールHCがジャイアンツのヘッドコーチに就任したのは、バッファロー・ビルズ時代に爆発的なオフェンスを率いた手腕が評価されたからだ。ダボールHCは4シーズンにわたってビルズの攻撃コーディネーター(OC)としてオフェンスを設計し、プレーコールを担当していた。ダボールHCがニューヨークに移ってからは、主にマイク・カフカOCがプレーの指示を出している。

ダボールHCがプレーコーラーとしての原点回帰を検討していることは、2024年シーズンの重要性を強調していると言えよう。

ダボールHCは「確かに、私は長い間やっていた。それにはいろいろなことが絡んでくる。私が話した評価の一部、それから他にもいくつか検討していることがある。時間をかけて、チームにとってベストだと思うことをする」と語った。

ダボールHCがプレーコールを引き継ぐことになった場合、ヘッドコーチとしての仕事の他の側面に出る影響が副作用として現れるだろう。しかし、カイル・シャナハンやショーン・マクベイ、マット・ラフルアーなど、他のヘッドコーチがそれをやり遂げられるのであれば、ダボールHCが仕事のあらゆる部分をバランスよくこなすスキルを持っていると考えてもおかしくはない。

ダボールHCは「今も検討しているところだ。最近はそれをやっている人たちがかなりいる。だから、繰り返しになるが、私はそれを検討している。フットボールチームにとってベストだと思うことが何であったとしても、それが私たちの進む道だ」と話している。

【RA】