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スティーラーズのオフシーズンの動きは“可能な限り早く良くなる”ためとオーナー

2024年03月28日(木) 12:58

ピッツバーグ・スティーラーズのアート・ルーニー二世【Ben Liebenberg via AP】

ピッツバーグ・スティーラーズは今年のオフシーズンに元1巡指名選手のケニー・ピケットを放出するなど、クオーターバック(QB)ルームの刷新を急ぐというスティーラーズらしからぬ動きを見せている。

歴史的に辛抱強いフランチャイズとして知られるスティーラーズは、ピケットをわずか2シーズンで放出し、代わりに格安の条件でラッセル・ウィルソンを、そして条件付きの6巡指名権と引き換えにジャスティン・フィールズを獲得した。

現地26日(火)、NFLの年次リーグ総会に出席していたオーナーのアート・ルーニー二世は、何年もプレーオフで結果を残せていないため、早急な改善が目標だと語った。

「毎年、どうすれば良くなるか、どうすればできるだけ早く良くなれるかを考えている」とルーニー二世は『Pittsburgh Tribune-Review(ピッツバーグ・トリビューン・レビュー)』に述べている。

「可能な限り早く良くなる努力をする。それに尽きる」

マイク・トムリンHC(ヘッドコーチ)がキャリアで負け越しのシーズンを記録したことがないのは有名だが、スティーラーズは2016年以来プレーオフで勝利を挙げていない。過去6シーズンのうち3シーズンはポストシーズン進出を逃し、出場した3回はいずれもワイルドカードゲームで敗退。スティーラーズが最後にディビジョンタイトルを獲得したのは2020年で、ここ2シーズンはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区3位に終わっている。

ロンバルディトロフィーを何度も掲げてきたスティーラーズにとって、妥協は許されない。

「今のところ満足している。ドラフトが次の山場だ。そこで良い結果を出さなければならない」とルーニー二世は話している。

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