フリーエージェントのRBドビンズがプレー再開の許可を得てチャージャーズを訪問
2024年03月29日(金) 11:58フリーエージェント(FA)のランニングバック(RB)J.K.ドビンズが、攻撃コーディネーター(OC)グレッグ・ローマンと再び組むことになるかもしれない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として伝えたところによると、ドビンズは現地28日(木)にロサンゼルス・チャージャーズを訪問する予定だという。
『ESPN』が最初にこのニュースを報じた。
ドビンズは2023年のレギュラーシーズン開幕戦でアキレス腱を断裂している。過去3シーズンは51試合中9試合にしか出場しておらず、2021年シーズンはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂のため全ての試合を欠場した。
ドビンズはボルティモア・レイブンズで最初の3年間を過ごし、当時OCを務めていたローマンはこのオフシーズンにジム・ハーボーHC(ヘッドコーチ)率いるチャージャーズと契約している。
オハイオ州立大学出身のルーキーとして鮮烈なデビューを果たしたドビンズは、ローマンOCのスキームでクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンにとって相性の良いターゲットとして活躍。最初のシーズンは134回のキャリーで805ヤード(キャリー1回当たり平均6.0ヤード)とタッチダウン9回を記録している。それ以来、ドビンズはケガに翻弄され続けた。ACL断裂から復帰した2022年も、再手術を受けるまでは本来の実力を発揮できていたとは言いがたく、2023年にも再びケガに見舞われている。
健康であれば、ドビンズはこのオフシーズンにチャージャーズと契約したレイブンズの元僚友であるRBガス・エドワーズと並んで、安価な契約でチームのバックフィールドに大きな可能性をもたらすことができるかもしれない。
ドビンズは今週にニール・エルアトラッシュ医師からフットボールのプレーを再開する許可を得たとペリセロが以前に報じており、今回の訪問に拍車をかける朗報となった。
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