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【2017年第16週】地区優勝がかかるラムズとプレーオフ進出を目指すタイタンズが激突

2017年12月25日(月) 08:47

日本時間12月25日(月)、勝利もしくは引き分けでNFC西地区優勝が決まるロサンゼルス・ラムズが敵地ニッサン・スタジアムに乗り込み、プレーオフ進出に負けられない戦いが続くテネシー・タイタンズと対戦した。

オープニングドライブで得点圏に進めなかったラムズはタイタンズの攻撃ドライブで守備陣が奮闘、相手クオーターバック(QB)マーカス・マリオタのパスをインターセプトして攻撃陣にチャンスを作り、これをQBジャレット・ゴフが3ヤードのタッチダウンパスで締めくくって先制している。しかしながら、エキストラポイントに失敗し、さらに直後のドライブでタイタンズにフィールドゴールを返されたラムズは第2クオーター序盤のフィールドゴールもキッカー(K)サム・フィッケンが外してしまった。タイタンズもディフェンス陣が好パフォーマンスを披露し、ラムズQBゴフのパスをインターセプトしたインサイドラインバッカー(ILB)ウェズリー・ウッドヤードが4ヤードのリターンタッチダウンを決めて逆転する。それでも、直後のドライブでゴフからパスを受け取ったランニングバック(RB)トッド・ガーリーが味方の援護を得ながら相手ディフェンスを退け、80ヤードタッチダウンを達成。タイタンズがフィールドゴールを返した結果、前半は13対13の同点で折り返している。

後半、タイタンズがフィールドゴールを外した直後、ラムズがQBゴフからWRサミー・ワトキンスに3ヤードパスが渡ってタッチダウンしたものの、タイタンズもRBデマルコ・マレーが6ヤードを走ってエンドゾーンに飛び込んでリードを許さず。次に追加点を得たのはタイタンズで、第4クオーターにフィールドゴールを決めている。しかし、直後のドライブでラムズのWRクーパー・カップがゴフから14ヤードパスを受け取ってタッチダウンして一歩リード。以降は両チームとも得点につながるプレーができず、最終的にラムズが27対23でタイタンズを下し、地区優勝を遂げた。

ラムズQBゴフは38回のパス中22回を通して301ヤード、4タッチダウンと大活躍を見せている。

タイタンズQBマリオタは39回のパスを投げて22回成功、275ヤード、タッチダウンはなくインターセプトを1回喫した。