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【2017年第16週】プレーオフの戦いに備えるジャガーズが敵地で49ersと対戦

2017年12月25日(月) 11:18

日本時間12月25日(月)、直前に行われたロサンゼルス・ラムズ対テネシー・タイタンズ戦の結果、AFC南地区優勝が決定したジャクソンビル・ジャガーズがサンフランシスコ・49ersの本拠地リーバイス・スタジアムに乗り込み、シーズン第16週の一戦に臨んだ。

オープニングドライブでクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロが1ヤードを押し込んで先制タッチダウンを挙げた49ersは強敵ジャガーズの攻撃をパントに抑えつつ、フィールドゴールで追加点を得る。第2クオーターにはジャガーズQBブレイク・ボートルスのパスをインターセプトしたコーナーバック(CB)ダンテイ・ジョンソンが50ヤードのリターンタッチダウンを成功させ、49ersがリードを拡大。しかし、エキストラポイントがブロックされ、ディフェンシブ2ポイントコンバージョンに打って出たジャガーズが成功させて2点を手に入れている。さらにジャガーズはランニングバック(RB)レナード・フォーネットが1ヤードを押し込んでエンドゾーンに飛び込み、前半終了間際にもボートルスの5ヤードパスがつながってタッチダウンを決めた。

同点で迎えた後半、フィールドゴールを成功させたジャガーズがリードを手にするも、ボートルスがインターセプトを喫して攻撃権を譲り、チャンスを得た49ersがガロポロとタイトエンド(TE)ジョージ・キトルのコンビでタッチダウンにつなげて逆転に成功する。勢いが衰えない49ersは第4クオーター序盤にガロポロの5ヤードパスをキャッチしたワイドレシーバー(WR)トレント・テイラーがタッチダウン。ディフェンス陣も好パフォーマンスを見せ、再び相手BQボートルスをインターセプトしてチャンスを作る。敵陣18ヤード地点から始まった49ersの攻撃ドライブはRBマット・ブレイダのランでエンドゾーン手前6ヤードに到達し、最後はRBカルロス・ハイドのタッチダウンランでリードを広げた。続くそれぞれのドライブはパントに終わったが、ジャガーズの攻撃ドライブでRBのT.J.イェルドンが1ヤードランでエンドゾーンに飛び込み、2ポイントコンバージョンを成功させて10点差に追い上げる。キックオフのボールをジャガーズがリカバーして得た攻撃権でボートルスはTEジェームス・オショーネシーに11ヤードパスを渡してタッチダウン。ジャガーズがエキストラポイントに失敗したため、4点のリードを保っていた49ersは残り2分を切ってからの攻撃ドライブでRBブレイダが30ヤードを駆け抜けてタッチダウンし、44対33でジャガーズに勝利した。

49ersのQBガロポロはパス30回中21回を成功させて242ヤード、2タッチダウン、1インターセプトに加えてランでも1タッチダウンをマークしている。

ジャガーズQBボートルスは50回のパスを投げて32回成功、382ヤード、2タッチダウンの活躍だったが、インターセプトを3回も喫してしまった。