プレシーズン

　プレシーズンゲームは8月初旬に海外で行われるアメリカンボウル、殿堂入り選手のセレモニーと共に行われるホール・オブ・フェーム・ゲームで幕を開け、通常各チーム4～5試合ずつ行い開幕に向けて準備をすすめることになります。

　プレシーズンゲームはベテランにとっては調整の場、若手選手にとってはチームへの生き残りをかけてのアピールの場と位置づけられます。

　また、NFLは海外での人気を受け、アメリカ国外でのプレシーズンゲーム・シリーズである『アメリカンボウル』を1986年から開始。日本でも1989年に、前年度スーパーボウル王者のサンフランシスコ・49ｅｒｓとロサンゼルス・ラムズ（現セントルイス・ラムズ）の対戦で初めてアメリカンボウルを東京ドームにおいて開催しました。あのNFL史上最高のスーパースター、49ersのQBジョー・モンタナも来日し、日本におけるアメリカンフットボール・ブームの火付け役となりました。以来、2005年8月にインディアナポリス・コルツとアトランタ・ファルコンズの対戦で行われた『NFL TOKYO 2005』まで、世界最多の13回のアメリカンボウルが日本で開催されています。日本以外にも、NFLはこれまでに世界12都市で40試合のアメリカンボウルを開催しています。